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合う色と引き立てる色

 
深い緑色・・エメラルドグリーン に惹かれてこの時計を買った。
 
高価なものではない。でも高級時計などいろいろ見てもこのような色はなかった。
 
値段なりの作りのところはあるし針のデザインはもう一歩と思うが、文字盤のデザインも気に入った。
 
シンプル過ぎず、ちょっと色気があると思う。
 
 
組立は中国だが、時計の駆動部分である ムーブメント(クォーツ)は日本の MIYOTA 製。それだけで安心もできる。(感情的なものだが・・)
 
でも ひとつ気になったのが ベルトの色。。
 
時計のゴールドに合わせたであろう 茶がかったベージュ(?)は 深いグリーンに合わない!と思った。




 
 
 
それで、ベルトを買った。本当は、ダークブラウンよりさらに濃い目 と思ったら、赤が強かった。
 
でもこれはこれで「合う」と思ったのだ。
 
ゴールドともグリーンとも、合う とは思う。。思うんだけど・・・
 
なんだか肝心の 深い緑 が沈んでしまうような気がして・・・
 




 
次に、もう使ってない時計の黒のベルトをつけてみた。。
 
この組み合わせも、いいと 思う。けれどやっぱり
 
グリーンが沈んでしまう気がする。







となると、最初のベルトは、悪くはないのでは? という気になってきた。
 
深いグリーンを引き立てるためにパーツの色をどうするのか・・
 
メーカーのプロ達の選択は、正しい・・んだな~
 
プロダクトデザインというものの視点や奥深さを、いまさら気づいた。。
 
 
建築の設計の場合、色を決める時に
 
使っている他の部材と「合うかどうか」で考えているんだと思う。
 
そんな事を今まで気にした事なかったけど、そうなんだろう。
 
 
「引き立てる色」という色の考え方・・
 
これから 心しようと思う。
 
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