この2枚の写真は、"普通の家"の"普通の階段"です。
見てのとおり、特に何も感じるものはないでしょう。。
「 階段なんて ただ通過するものだから、そんなものでしょ? 」
そう思いますよね。
機能としてはそうゆう事なんだけど、、それはそれとして
この階段を、毎日上り下りする時、、
なんとなく胸が締め付けられる、、、というか、
ちょっと息苦しさみたいな感じが、、私はします。
大切な家の中にそうゆ場所がある事・・・どう思いますか?
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この写真の家の奥様Kさんは、この階段が 大嫌い でした。
「 せまくて 暗くて 息苦しくて・・・・ 」
そんなふうに感じていました。
この家は3階建ての家で、さらに、屋上がありました。
そうすると、階段が 3つあります。
「 そうじが大変 」
「 上り下りが大変 」
でした。
元々「嫌い」な家の一部なのに「大変」が加わるのですから、、そりゃあ「大嫌い」にもなります。
そのせいもあると思いますが、『屋上』も嫌いでした。
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この家をリフォームしました。2階3階と、階段の一部をの工事しました。
階段は、3階から屋上にあがる階段の一部の蹴(け)込み板をなくしました。
そうすると、2階から3階に上がる階段が明るくなりました。
そして、とっても大事な事なのですが・・・・
階段で仕切られ閉ざされていた『向こうとこちら』がつながり一体になりました。
「解放感」が生まれました。
こんなふうに ↓
3階の廊下から階段を見ます。(工事後) ↓
工事前 ↓
光の具合が同じ状態ではありませんが、”明るさ”や”抜け”を感じますよね。。
工事前は、家族の誰も、この階段を見向きもしなかったそうです。
ところが、工事して 蹴(け)込み板がなくなった途端、、、
お子さん達が、階段の変化・・・「生き生き感」を感じで、階段で遊びだしました。
誰もが なんとも思わない「普通の階段」は、本当は・・・
普通じゃありません。
ただ、法規をクリアーするための必要最低限で作られた だけ のもの。
作る人達が、、面白いともなんとも思わず作っている・・・
「言われた通りに作ってます」感が・・・
「何も考えてません」感が・・・
にじみ出てるんです。
何も面白くないし、むしろ・・・「どうでもいい」感 を感じてしまいます。
工事前 ↓
”とりあえず、必要な段数を付けました” 感!
工事後 ↓
建具を入れた関係もあるけど、一段目を大きくしました。
階段だけど、「床」のような感じで考えています。使った材料は「タモ集成材」。建材の階段板のように「木の柄のシート」を張ったものではありません。信頼感があります。
そううゆう材料を使っていく事で、家が変わっていきます。
奥様Kさんは、この家のあちこちがキライでした。特に階段が。
でも、階段を少し手を加えた事で、あきらかに階段が変わった事をわかっています。
一番キライだったかもしれない、3階から屋上への階段と屋上自体 を
今は、そんなふうに思わなくなったそうです。
「3階と屋上が一体化したような・・・」とすら感じています。
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だけど、この話は、階段だけでなく、家全体に対してもそうなのです。
家全体に、、、
「言われた通りに作ってます」感・・・
「何も考えてません」感・・・
があったのだと思います。
それが、Kさんが「キライ」と思ったあちこちににじみ出ていたのでしょう。
今は・・・・
家の全部を工事したわけではないので、「完全に・・」ではないけど
家を「好き」になってくれました。
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この家の見学会があります。
もしあなたが自分の家を 「キライ」と思っていたり、「どうもなじめない」と思っていたりしたら、
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そのためにやった事は、 ”まるまる作り変えた” のではありません。
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