安全安心の有機米農産物はほんだ農場blog

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

自然農法センター有機農業者交流会

2009-03-21 13:22:40 | 社会・経済

自然農法センター主催の有機農業者の交流会が福井県自治会館で行われ100名程の出席のもと開催されました。                                                                                                                               

有機農業の現状と福井県の取り組み

有機農業はISO 9000農業版 として環境と健康に配慮した農薬、化学肥料を使用しない栽培で第三者の公的機関が認定した安全、安心の農産物栽培をいいます。

平成18年に設立された有機農業推進法に基づき国の指導のもと地方自治体が取り組み始め福井県の取り組みについて県農林水産部食の安全安心課の中谷さんの説明がありました。 

有機農業の現状について

有機お茶の生産は全国のお茶の生産の1.81%で有機栽培農産物の中でも最も生産が多いとされています。

有機栽培米の生産はお米の生産のわずか0.12%、
全体の農産物の中での有機栽培農産物の割合は2005年0.16%
2008年は0.19%と少し増えていますが大変貴重なものです。

交流会での説明状況

278_2 280_2

                                                           


有機JAS講習会

2009-03-10 20:21:58 | ほんだ農場のJAS有機米

今度私たちの有機認定、生産行程管理者(生産者)手取り清流生産グループに新しく3名が加わることになり、新規対象者の講習会が認定団体の自然農法センターの主催で7日と8日の二日にわたって福井で行われ三名の方が講習に参加されました。

講習の内容

有機JAS認定申請を検討している方に

1、有機食品の検査認証制度のポイント

2、JAS企画の認定取得ガイド(JAS協会発行)

3、暮らしに生かそうJASマーク(農水省)

4、有機食品の検査認証制度について(農水省発行)

5、有機食品の監視体制

6、有機農業推進法について

7、改正JAS法について(農水省発行)

表示編

【法規・農水省資料】

1、各付け表示の様式(農水省告示第421号)

2、有機JASマークの様式

3、食品品質表示の早分かり(農水省パンフレット)

4、「知っていますか?お米の表示」(農水省パンフレット)

5、業者間取引における表示のついて

表示の実際

1、有機食品に必要とされる表示について

2、一括表示と有機の名称表示

以上のことを二日間に亘って講習されました。

三名の方ご苦労さんでした。

今後は手取り清流生産グループの一員として仲間入りして実践しながら頑張りましょう。


有機JAS加工認定の取得

2009-03-02 21:13:18 | ほんだ農場のJAS有機米

二月二十六日JAS有機加工認定の取得のために講習会が兵庫県県庁近くの兵庫県中央労働センターでありました。
273

 

                                                                                                                                                                                                                                                                                      

当農場では有機農産物生産行程管理者(農業者)、小分け業者(流通など)の認定はいただいております。
http://www.hondanojo.com/jasnosikumi.htm

が、加工食品の生産行程管理者(製造・加工業)、加工食品の小分け業者としての認定をいただくために出席しました。

・有機JASについて少し詳しく説明しましょう。

有機農産物とは

・有機農産物の日本農林規格

・有機飼料の日本農林規格

・有機加工食品の農林規格という法律で決められています。

 一般的な農産物については二年以上使用禁止資材(農薬、化学薬品)が使用されていないほ場で農薬、化学薬品を使用しないで生産されたものが有機農産物とされる等々が決められています。

有機農産物を生産する生産行程管理者(生産者)、小分け業者(流通など)、加工食品の生産行程管理者(製造・加工業)、加工食品の小分け業者は事前に登録認定機関の行うそれぞれの講習会に参加して講習を受けなければなりません。

講習会を受講し終了した者が有機農産物の生産、製造、小分けの申請が出来ます。
http://www.hondanojo.com/jastourokusinnseisyo.htm

・申請書類を提出して審査にパスして有機認定事業者となれます。

・有機認定事業者には有機認定の技術的基準として守るべき基準が示されています。

・これらをクリアした者が生産、製造して有機JAS農産物として販売できます。

又、これらが常に正しく維持生産、製造、流通されているかを判定するために認定団体が年に一度検査に事業者を訪れます。

二月二十七日当農場が加盟しているJAS認定団体の自然農法センターから検査官が検査にこられました。

朝、小松駅前のホテルエアポート8:45分に向かえ、朝九時から現場を見て十八時まで書類審査等みっちり調べて帰えられました。

274  検査する方も大変ですが当方も前日の兵庫の講習に引き続いてでしっかり疲れました。