二月二十六日JAS有機加工認定の取得のために講習会が兵庫県県庁近くの兵庫県中央労働センターでありました。
当農場では有機農産物生産行程管理者(農業者)、小分け業者(流通など)の認定はいただいております。
http://www.hondanojo.com/jasnosikumi.htm
が、加工食品の生産行程管理者(製造・加工業)、加工食品の小分け業者としての認定をいただくために出席しました。
・有機JASについて少し詳しく説明しましょう。
有機農産物とは
・有機農産物の日本農林規格
・有機飼料の日本農林規格
・有機加工食品の農林規格という法律で決められています。
一般的な農産物については二年以上使用禁止資材(農薬、化学薬品)が使用されていないほ場で農薬、化学薬品を使用しないで生産されたものが有機農産物とされる等々が決められています。
有機農産物を生産する生産行程管理者(生産者)、小分け業者(流通など)、加工食品の生産行程管理者(製造・加工業)、加工食品の小分け業者は事前に登録認定機関の行うそれぞれの講習会に参加して講習を受けなければなりません。
講習会を受講し終了した者が有機農産物の生産、製造、小分けの申請が出来ます。
http://www.hondanojo.com/jastourokusinnseisyo.htm
・申請書類を提出して審査にパスして有機認定事業者となれます。
・有機認定事業者には有機認定の技術的基準として守るべき基準が示されています。
・これらをクリアした者が生産、製造して有機JAS農産物として販売できます。
又、これらが常に正しく維持生産、製造、流通されているかを判定するために認定団体が年に一度検査に事業者を訪れます。
二月二十七日当農場が加盟しているJAS認定団体の自然農法センターから検査官が検査にこられました。
朝、小松駅前のホテルエアポート8:45分に向かえ、朝九時から現場を見て十八時まで書類審査等みっちり調べて帰えられました。
検査する方も大変ですが当方も前日の兵庫の講習に引き続いてでしっかり疲れました。