本郷山村留学センターの紹介

山口県岩国市の山奥にある、本郷山村留学センターを保護者目線で紹介するブログです。

『岩国市平成23年第4回定例会(9月)09月09日-04号』より

2020-07-02 07:05:13 | 参考
本郷山村留学センターに関係のある部分のみ抜粋しました。
https://ssp.kaigiroku.net/tenant/iwakuni/pg/

質問(※):8月31日の読売新聞に、山村留学を含めた本郷町の紹介記事が載っておりました。
見出しが「山村留学で過疎の町活気」でございまして、「本郷町では、都市部の子供たちが親元を離れ、自然の中で暮らす山村留学が1987年から続いている。現在は小・中学生19人が本郷山村留学センターと地元住民宅から近くの本郷小、本郷中に通う。子供たちの笑い声や元気に遊ぶ姿が、過疎の町に活気をもたらしている」ということであります。
「地元住民宅から」というのは、現在、山村留学では女子中学生は預からないということで、地元の方に預かっていただいておるということですが、また「お盆や正月には卒業生が第2のふるさとを訪ねてくる。センター近くの自営業、女性54歳は、子供たちの元気な姿を見るだけで、明るい気分になると目を細めた」と紹介されております。
山村留学センターが本当に地域に根差した施設であり、地域から愛され、そして地域の人も、そのことによって元気が出るということでありますが、また一方、この山村留学センターがこれだけ全国的にも支持されて、各地から来られるというのは、自治体が責任を持って運営していることから、安心感、信頼感、そういったものを保護者側に与えていると思っております。
また、そうした状況を踏まえ、地域の元気の源であり、今後ともよりよい運営のあり方を検討され、このたびの点検評価の総合評価がBでございましたけれども、Aとなるように、今後とも努力、検討していただきたいと思います。
今、多くの問題を抱える教育界において、山村留学センターは数少ない救済施設であります。
しかも、全国的にも優秀な実績を上げている留学施設が岩国市に存在するということは、本当に誇りであると思っております。
そうしたことを踏まえて、市長に山村留学に対しての思いをお聞かせをいただきたいと思います。

答弁(市長):片岡議員と全く同感でありまして、本郷山村留学センターは、本市の誇りであり、また宝であると思っております。
本郷村時代もよく運営をしていただいておったということで敬意を表しますし、合併後は岩国市の施設になっておる中で、全国からこの施設を必要とする子供たちが今も来ております。
ここの卒業生も、職員として今頑張ってくれております。
そういった中で、教育委員会のほうから安定的な身分の確保等について今議論をしているという答弁がありましたが、この山村留学センターについては、多くの議員からも、これまで何度も御質問、また存続について応援団的な御意見をいただき、私もこの場で何度も答弁をさせていただいております。
このことにつきましては、最終的には教育委員会のほうとしっかりと調整して判断をしなければなりませんが、市として本郷山村留学センターを今後もしっかりと守っていく、維持していくという思いは今も変わっておりません。
いろんな判断をしなければなりませんが、私はそれほど時間をかける問題ではないと思っておりますので、いい方向での解決を皆さん方にもお示しできるように、スピードを上げて協議していきたいと思っておりますので、もうしばらくお時間をいただきますようよろしくお願いいたします。

質問:市長から大変心強い御答弁をいただきました。
地域の皆様方、また入所者の方々、また今から入所を希望される方々にとって、本当に心強いことであったと思います。
どうか今後とも解決に向けて、よろしくお願いしたいと思います。

※質問は、片岡勝則議員(憲政会)
美和町の方のようです。