成君寺山は標高673m、その八合目付近に成君寺があるそうです。
成君寺に着いたら、寮母さんの作ってくれたお弁当です。
山登りのあとのお弁当、いつもに増して、おいしいでしょうね!
成君寺には、山代一揆で死罪(1609年)となった山代各村庄屋11人の記念碑もあるとのこと。
本郷小中の近くにも、記念碑があります(下の写真です)。
今、自分が暮らしている土地の先人や歴史を知ることも、その土地とのつながりの一助になると思います。
今の世では、いろんなつながりが弱くなっていますが、つながりってやっぱり大事だと思います。
人として育つのであれば、自分が本質的につながりの存在であるということを知ってほしいと思っています。
名は遺らずとも、誰にでも先祖という存在がいて、遺伝子で確かにつながっています。
自分のなかのつながりを大事にできる人は、自分さえよければ、という行動はとれないものだと思います。
自分という存在がつながりであると知ることにおいてこそ、思いやりや感謝の心があります。
遺伝子のつながりや土地とのつながり、さまざまなつながりを大切なものとして意識できる人が、自分の人生や社会をよりよく変えていくでしょう。
ちなみに、山代一揆で死罪となった人に新原神兵衛(生見村庄屋)がおり、この人の子孫の中には芥川龍之介がいるそうです。
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