一反百姓「じねん道」【百姓の100章】『農的ワークライフバランス』実践と研究日記@斎藤博嗣&裕子*4人家族(夫婦子供2)

2005年、東京から茨城の農村へ夫婦で移住し新規就農。
こども百姓「じねん童」2人と共に、家庭自給生活を自学自習中

じねん童・斎藤彩葉(娘)▶「日本銀行総裁賞」を受賞・タイトル『自分の足元から考える環境と経済の両立』@第21回「金融と経済を考える」高校生小論文コンクール

2024年01月21日 | こども百姓「じねん童」
第21回「金融と経済を考える」高校生小論文コンクールにおいて、じねん童・斎藤彩葉さん(高校1年)の論文・タイトル『自分の足元から考える環境と経済の両立』が、日本銀行総裁賞を受賞いたしました。
日本銀行のHP上での受賞論文が公開されていますので是非ご覧ください。
https://www.boj.or.jp/about/release_2024/rel240116a.htm
https://twitter.com/Bank_of_Japan_j/status/1747121600242270518


第21回「金融と経済を考える」高校生小論文コンクール 日本銀行総裁賞受賞作品 [PDF 584KB]・タイトル『自分の足元から考える環境と経済の両立』<金融広報中央委員会ウェブサイトにリンク>https://www.shiruporuto.jp/education/contest/container/concours_ronbun/2023/pdf/23ron003.pdf
https://saito-hirotsugu.up.seesaa.net/image/SaitoIroha.JapanBankAward2023.pdf
https://greenpic-jinendo.up.seesaa.net/image/SaitoIroha.JapanBankAward2023.pdf




主催:金融広報中央委員会
後援:金融庁、文部科学省、日本銀行、全国公民科・社会科教育研究会、公益財団法人全国商業高等学校協会、全国家庭科教育協会、日本私立中学高等学校連合会
高校生小論文コンクールは今年で21回目となりました。今年度のテーマは、金融や経済に関すること。本年は、全国の高等学校から1,587点の応募が寄せられ、審査の結果20点が入賞作品に選ばれました。
2023年12月金融広報中央委員会
◎特選入賞者(敬称略)
●金融担当大臣賞
私のチョコレート経済学(PDF 491KB)
杉田 珠江(東京都 東京都立田園調布高等学校 2年)
●文部科学大臣賞
子供向け金融教育の課題について(PDF 509KB)
和田 桜子(東京都 白百合学園高等学校 1年)
●日本銀行総裁賞
自分の足元から考える環境と経済の両立(PDF 584KB)
斎藤 彩葉(茨城県 霞ヶ浦高等学校 1年)
●全国公民科・社会科教育研究会会長賞
「本当」の子ども食堂の姿(PDF 531KB)
羽阪 彩音(京都府 京都橘高等学校 1年)
●金融広報中央委員会会長賞
国境なきランドセル(PDF 500KB)
山口 碧大(神奈川県 神奈川県立柏陽高等学校 2年)

◎学校賞(特選受賞者在籍校)
学校名
茨城県 霞ヶ浦高等学校
東京都 白百合学園高等学校
東京都 東京都立田園調布高等学校
神奈川県 神奈川県立柏陽高等学校
京都府 京都橘高等学校

●霞ヶ浦高等学校(霞ヶ浦通信)



◎審査員(敬称略)
松島 斉   東京大学大学院教授                 
山田 真哉  公認会計士・税理士
大山 敏   全国公民科・社会科教育研究会会長
阿部 睦子  全国家庭科教育協会理事長
岸本 浩介  金融庁総合政策局総合政策課
               金融経済教育推進機構設立準備室総括課長補佐
藤野 敦           文部科学省初等中等教育局視学官
小牧 義弘  日本銀行情報サービス局長
武井 敏一  金融広報中央委員会会長

第21回「金融と経済を考える」高校生小論文コンクールには、1,587編の応募がありました。テーマは金融や経済に関すること。厳正な審査の結果、特選5編、秀作5編、佳作10編の入賞作品が決まりました。
高校生になると、自分のお金の使い方やキャッシュレス化など身近な話題だけでなく、環境問題や経済格差、貧困など社会的課題にも目が向きます。自分の経験に重ねて大きな課題を取り上げる作品も目立ちました。特選5編の概要を紹介します。
●日本銀行総裁賞
「自分の足元から考える環境と経済の両立」の筆者は、都会から新規就農者として移住した両親のもとに生まれました。筆者の考える地元の問題は、少子高齢化に伴う地域を支える人材不足です。具体的には、農地や森林などの管理の担い手減少や後継者不足、空き家の増加、集落の公民館の維持・修理負担などが挙げられます。筆者が注視する耕作放棄地には、産業廃棄物の土砂の山が作られ、大雨が降ると土砂崩れを起こすといった問題があります。太陽光パネル設置による自然環境の破壊にも言及しつつ、解決に向けて地域住民を主体とした合意形成の必要性を訴えます。住民等がお金を信託し、身近な自然や歴史的な環境を買い取って保全するナショナル・トラストの話題に繋げたうえで、自然保護のあり方や自治会費の使い方について、現状分析や提案がなされます。「多世代にわたって、誰もが地域の当事者としての責任が求められる」と考えた筆者は、自身も町主催でボランティア活動等を行う「高校生会」に入会しました。そして、持続可能な社会形成のために、どのようにお金を使えば本当に有効か、多角的な視点から金融と経済を考察し続けていきたいと結びます。審査員からは環境に良いとされている太陽光パネルが自然破壊を起こしているという矛盾点も指摘するなど「論述の展開や言葉遣いに優れている」、自治会費をどう使うかなど「自分の経験と地域の状況を踏まえた考察が展開されている」と評価されました。

募集要項(PDF 1,079KB)
生徒配付用チラシ(A4)(PDF 964KB)

 

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