「2030年までにガソリンエンジン車の販売廃止を目指す」
なんて一部(特に欧州)で騒がれてますが
ホントにメリットあんの?
以前、マツダが出したレポートでは『電気自動車とガソリンエンジン車のトータルCO2排出量は同等』となってましたが、それについて
「今後は電気自動車の技術が進化しメリットが大きくなる」
なんて意見もあります。 しかし
「ならばガソリンエンジン車の技術革新は無いの!?」
って思ってしまいますが如何でしょうか。
確かに電気自動車にもメリット・デメリット双方ありますが個人的には全て電気自動車にするのは如何なものかと思ってます。
・先ず単純にバッテリーの問題
昨年末に発生した関越道の雪による立ち往生等が発生じた時、ガソリン(ディーゼル)エンジン車なら燃料が切れても(時間は掛かるが)スタンドから燃料を持って来れるが、電気自動車だとそうは行かない。
更に寒冷地だと電気自動車のバッテリーは更に早く上がる。
・二つ目もバッテリーの問題
ガソリン(ディーゼル)エンジン車なら、例えば燃料満タンで400Km走行出来るとするならば十年後も大抵のクルマは400Km程度走行出来る。
勿論、そこに至るまでオイルやプラグ、ベルト等の交換は必須だが、エンジン本体の載せ替えは(ブローでもしない限り)必要無い。
しかし、電気自動車は十年経過したらバッテリー劣化の為、新車購入時と同等の距離を満充電で走行するのは不可能である。
そこで『バッテリー交換』と言う問題が発生するのだが、果たしてコレって『エコ』なのか!?
廃棄バッテリーの問題に加え財布も痛む(汗)
・続いて燃料補給の問題
現在では電気自動車の急速充電に掛かる時間は約30分と言われてます。
対してガソリン(ディーゼル)車の場合は燃料を満タンにするまで約5分未満でしょうか。
(スタンドが混んでる場合があるとか、支払いに時間の差が出るとか言った細かい点は抜きにします)
全ての道路に架線が引かれ電気自動車にパンタグラフが装備されれば良いのでしょうが、現段階では無理でしょうね。
尤も、全てのクルマが自動運転化されるなら同時進行でパンタ設置ってのも吝かでは無いと思いますが(爆)
・そして見え隠れする政治的な問題
そもそも早急な電気自動車化を言い出したのは欧州の特にドイツで、更に言うなら独VW社が引き起こした所謂『ディーゼル・ゲート』が原因なのですが、その失態を隠す様に性急な電気自動車化を進めてる様に見えるのはジブンだけですなね?
そして、すっかり超大国の(フリをしつつ都合が悪くなると相変わらず途上国のフリをする)の中華人民共和国も電気自動車推進ですが、コチラは燃費の良いエンジンが作れない故、エンジン車では国際競争力が弱いと判断し、構造が簡単な電気自動車を開発し輸出販売をしようと目論んでるのが見て取れますね(嘲笑)
以上の事を考えるなら『カーボンニュートラル』政策を推進し地球の緑化推進した方が建設的だと思うのだが、如何だろうか?
しかしながら『緑化はカーボンニュートラルに有効』なんてレポートもあれば「それは違う!!」なんて意見もありますし、そもそも『環境フーリガン』の一部は「カーボンニュートラルすら認めない! 自然エネルギー推進! 脱炭素!」なんて叫んでますが
これでも太陽光発電が環境に優しいと思ってるんでしょうかねぇ(皮肉)
そもそも不安定な水上に太陽光パネルを設置する事を考えたアホウが居る事に驚きですが……
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