現在東京湾外沿いの工業地帯を中心に約2億㎡にわたってスレート屋根が使用されています。スレートボードは高度成長期にあわせて大量生産・利用されたものですが、一般的に1~2割ほどアスベストが含まれてるといわれています。撤去には莫大な費用がかかるため、またアスベストを含んでいるため簡単に取り替えるわけにもいかないのが現状です。さらに老朽化により風化によるアスベスト飛散災害が起きる可能性が高まっています。そこで防錆・防水・断熱・劣化補強・アスベスト対策にも効果のある塗料「アイガード」をスレート面に塗装する工法に注目が集まっています。職人さんの健康にも配慮し、塗装ロボットの実用化も進めています。
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