星田オステオパシー

個人的には感動した話

全然敬老とは関係が無いのだけど、ちょっと感じ入る出来事があったので。

今朝、あるお宅に出張に行ったんです。ママさんの施術だったんだけども、相変わらず僕の施術はクソ長いので残りの家族の方は買い物に出掛けてパンを買ってきたようなのだ。

隣の部屋から娘さん(5歳くらい)が「ママにもおいとくね〜」と言ってたのだけど、予想を超えて美味しかったらしく、数分してから

「あ〜・・このパンもっと食べたいわ〜」

というつぶやきが聞こえてきたのだった。それから更に10分ほどして、突如その子が例のパンを持って部屋にやってきて、ママの口に押し込もうとするのです。

なんだ?と思ってそのパンに目をやると、4分の1くらいがびっくりするほど細かい歯型でキレイに食べられているのです。

ここからは僕の推理だけど、恐らくお昼ごはんまでのツナギということでパンはもともと人数分しか無かったのではないか。

そこでお母さんにも取って置くと宣言したは良いものの予想以上のパンの美味しさに葛藤の末、「ちょっとだけ・・もう少しだけ・・」と小さく削り取るように食べてしまったのではなかろうか。

しかし、このままではママの分を全部食べてしまう事になる・・と自分の欲望を抑えて未練を断ち切るために思い切ってママに食べてもらおう・・とやって来たのでは?

と、まあ勝手に推測して感動していたのでした。
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