星田オステオパシー

リウマチ(の後遺症)

17才の頃にリュウマチ発症、30才くらいまでかなり痛かったがその後は安定してるとのこと(現在58才)。苦労されたでしょうね・・・


凝りやすいのと全身がこわばって動きがないので改善できれば・・とのこと。


ご自身では関節の可動域の問題でケア出来ないところも多いかも知れませんが、出来るだけ家族でケアできる方法も交えてお伝えします。


まずは後頭部が硬い、指を立てて頭をおいてもらって下さい


肩こりに関しては特に斜角筋が突っ張ってリンパの流れも阻害している様子、鎖骨周りをと一緒にゆるめてください。


頭部は特に顔面、中でも眉毛やおでこが硬い


背中も硬いけどここはテニスボールで


腕は普段使っている左側の方がまだ柔らかい、脇の下、腕の裏側、前腕。特に、手首、肘あたりの手術のメス跡が残っているがここで筋膜の不連続と突っ張りが起こっているので、出来るだけゆるめて下さい(どこでも全身の問題の起点と成りうる)。


あと手のツボ的観点から見ると、手首から先で硬い部分を片っ端からゆるめていただきたい。更に、安定しているのでそれほど神経質にならなくて良いですが、手のひらや指で自己免疫疾患を改善するツボの部分にお灸などを行ってみて下さい。

ちょっと驚いたのは、一番リウマチの後遺症で関節の変形がヒドいのは右膝なのですがそこに対応する右の小指第二関節がまさしく大きく変形しているという事・・・これは・・・是非緩めてみて下さい。


下半身はやはり膝周辺、足首が硬く炎症のために大きく変形(?)していたのですが、関節の変形は必要性がなくなれば良い方向に変化するもの・・・理論から言えば時間はかかるでしょうが、膝に引っ張る力を与えている周囲の筋膜を緩めて行けば変化する可能性は無いとは言えないと思いました。


足首もですが、特にメスが入っている周辺は念入りにお願いしたいです。


膝や足首につながる筋肉で特に大腿部の筋肉にはテニスボールが使えるのでうまく利用して見て下さい。


以上、メモとしてお使い下さい。終了後は、動きの範囲は当然広くなっていたので動きやすくて楽だとおっしゃってました。持続はやはり自己メンテ次第かな・・と思います。

どんな名人が施術するよりも毎日自己メンテする方が絶対に効果ありますよ。



-----------------

sent from W-ZERO3
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「CASE」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事