ミモザの春雨日和

猫と花と沖縄の、散歩写真ブログです。

2/28広瀬隆さん「電力自由化で原発と東京電力を葬る」冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)

2016年03月02日 | 原発関連情報・被ばくしないために
写真は2月27日に来た聖護院大根です。
あまりにも大きくて、今朝やっと食べ終わりました。
三里塚の野菜はおいしいです。


以下たんぽぽ舎より転載します。

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┗■2.2/28広瀬隆さん「電力自由化で原発と東京電力を葬る」
 |  ガスコンバインドサイクルシステムは高効率の発電システム
 └──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)

 2月28日たんぽぽ舎第28回総会の記念講演、広瀬隆さん「電力自由化で原発と東京電力を葬る」、プレゼンのタイトル「続・電力自由化と私たちの態度―絶好のチャンスを生かそう!」を聞いて。

 広瀬隆さんのお話は魅力がある、論理が明快で面白い、というわけで、第1部総会出席者が105人というのも広瀬効果です。さらに第2部講演会出席者は105人を上回ったそうです。あのスペース(4F・「スペースたんぽぽ」約100平方m=30坪)にどうやって入ったのでしょうか?


◎ 電力自由化は今や最後の段階に入りました。すでに大口ユーザー(家庭以外)は自由化の恩恵を享受しており、大手9電力から離れているか、または買い手に有利な価格で購入しています。これは資本主義においては当たり前のことで、9電力の地域独占体制がいかに一部の人たちの利権構造であるかを示しています。あの甘利元大臣は電力会社にパーティー券を大量に購入してもらって1000万円も受け取っていたのです。マスコミはなぜ報道しないのか?国会議員はなぜ国会で追及しないのか?運命共同体(利益共同体)だから。

◎ 電力業界は大手バイヤーからは利益を取れず、9電力平均で家庭から7割、東京電力に至っては家庭から9割の利益を得ています。家庭が東電から買わなければ東電は倒産するのです。いかにして東電以外から買うかこれが当面の課題です。再生エネルギーの電気を使いたいという人もいるでしょうが、当面は不可能です。自然エネルギー(大部分は太陽光)電気は約3%で、水力を入れても再エネの電気は12%程度です。
 ガスコンバインドサイクルシステムは高効率の発電システムです。企業は自家発電を増やしており25%に達しています。送電線網は1つしかありませんから、どこからどのような電気が来るか選べません。別の送電線網を設置するのは経済的に不可能でしょう。

◎ しかしどの新電力でも同じではありません。旧電力と提携している会社(ソフトバンクやKDDI)はダメです。間接的に旧電力から買うことになります。大手ガス会社を中心として地方の多くのガス会社は自家発電を増加させることで販売を増加できます。そうした会社から購入すれば東電をじわじわと追い詰めることができます。
 旧電力が必死で原発を動かそうとするのは、しかも建設後40年の古い原発を無理やり再稼働するのは、減価償却の終わった原発からは大きな利益が得られるからです。
 倒産を避けるための原発再稼働のために国民は危険にさらされているのです。
全く理不尽極まりないこの国の政治です。安倍政治を許さない!早く退陣させましょう!

※「詳しくは、たんぽぽ舎:新ホームページ http://www.tanpoposya.com/ を参照してください。」

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以上転載


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