太 皷 谷 稲 成 神 社 (たいこだにいなりじんじゃ)
国道から見てもひときわ鮮やかに浮かび上がっている太皷谷稲成神社。
日本五大稲荷のひとつに数えられています。全国の稲荷神社の中でも、
「稲が成る」と表記するのは珍しく、大願成就の祈りが込められています。
商売繁盛、開運厄除の神として信仰を集めており、
特に正月は毎年数十万人の参拝客が押し寄せます。
クルマでも登れますが、徒歩で登る参道は、朱塗りの鳥居がまるでトンネルのように続き壮観。
境内からは津和野の町並みが、箱庭のように広がります。
”城下町・津和野 ” 青野山 と、 津和野川
(( 青野山は 旧日原町と 津和野町の中間にある山です
http://www.tsuwano.ne.jp/inari/about/camera.html ))
高 津 柿 本 神社 ( たかつかきのもとじんじゃ )
万葉の歌聖・柿本人麿を祀る神社。
眼下に高津川、はるかに美しい日本海を望む高角山の頂にある神社
柿本神社の祭神は柿本人麿で、その起源は人麿の終焉地鴨島に勅命により建立された社殿といわれています。
鴨島は、万寿3年(1026)の大地震により海中に没しましたが、その時に人麿尊像が松崎に漂着したので、
現在地より北の松崎の地に社殿が再建されました。
そして、延宝9年(1681)に津和野藩主亀井茲政が水難を案じて現在地の高津城跡に移転しました。
松の老樹に囲まれた変形春日造りの本殿は、津和野の方向を向いており、宝物館は、正一位の神社にふさわしい風格を見せています。
地元では人麿を「人丸」と呼んでいますが、これが読み方によって「人生まる」とも「火止まる」ともなることから、
開運、火難除け、商売繁盛、安産の神様として人々の信仰を集めています。
また、元来が歌聖であるところから学業成就を願う学生も多く、
人麿を偲ぶ参拝客は一年中、跡を絶ちません。
この境内一帯を中心に153種類の万葉植物が植えられた、島根県立万葉公園があります。
http://road21.jp/camera/hmdcam06.html
元旦の早朝、 夜行バス ( サラダエキスプレス )から 降立つと・・
”星のふる里・シルクウェイ日原”は、 あたり一面 真っ白の雪国でした。
山陰の小京都 ” 津 和 野 ”の お正月風景です
城下町の白壁沿いの堀に鯉が泳ぐ 殿町と
山城の裾 津和野川を挟んだ城下町も 雪化粧してます。