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放浪記

下手の横好き/3年間の挑戦/ベサメ・ムーチョ



①ある時、ジョルジュ・ジューバンのシングルレコードを買った。
②楽器店でトランペットを買った。
③趣味で公園などで吹いていた。
④ヤマハ音楽教室に行った。
⑤キャバレーのバンドマスターに会った。
⑥ステージに上がることになった。

バンマスの指示で、毎日
ベサメ・ムーチョを立ってソロで吹いた。毎日吹けば1年では365回。
ある時、自分が思う120%?の演奏が出来た。
滅多に人を褒めないバンドマスターが、私の演奏を皆の前で褒めた。
「今日は良かったで!」

約3年のプロとしての挑戦は終わった。
ヘトヘトになるまで練習した。
後悔はない。

※下手の横好き
ある物事が”下手”なのにも関わらず、好きで熱心に取り組み続けることを指す。 
なかなか上達しないのにいつまでも諦めずに何かを続けている人、夢中になっている人に対して言う言葉。


ベサメ・ムーチョ
意味は「私にたくさんキスして」
スペイン語で「キスする」の命令形「besa(ベサ)」と、「私に」を意味する「me(メ)」が結合して「Bésame(ベサメ)」となっている。 
「Mucho(ムーチョ)」は「たくさん」
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