放浪記

人材不足/藁千本あっても柱にはならぬ



藁千本あっても柱にはならぬ。
子供の頃に聞いた。

怠け者の巣窟にはペンペン草が生えるでしょう
退職前に意見書に書いた会社は、その後に倒産した。

90年バブル期が終焉してしばらく。
色々な角度から検討して退職を決めた。
振り返り考えると、この決断は正しかった。

残業100時間の常態化で慢性疲労があった。我慢すれば病気になった。

仕事中に抜け出してパチンコに行く奴、定時でさっと帰りたい奴、不倫の噂を何回も立てる営業マン。
ネジが緩んでいる。

ボロ会社遍歴の私には先が見えてくる。
若い時の苦労は買ってでもせよ
うまく言ったものである。
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