放浪記

社長業は似合わない/今生の別れ


①「「いつまで入院しちょるんか?」
②「あんたは、給料分の仕事をしよらん」

辞表出して月末退職。慰留されることはなかった。K製版で28歳。
給料分の仕事をしよらん人間は、いない方がいいだろう。
ところが、10日もすると自宅まで呼び戻しに来た。3回も来た。
心を開いて話す気にもならない。
①②について土下座して謝れば戻るかも?
次の職場は決めて辞めた。
うっかり次の職場を言えば「うちの社員を引き抜きやがって」などと次の職場の社長に喧嘩売りかねない。

直情径行型。

10年経過、博多駅前4丁目交差点の富士フィルムビルの会議室でセミナーがあった。会場にはT製版社長と参加した。
セミナー終了時点で、件のK製版社長に遭った。
話しかけられたが、失礼を承知で無視した。

これが今生の別れだった。
その後、弟に聞いたら、過労死とのこと。

社長業は似合わない。高負担だったようだ。
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