「あなたの銀行口座の預金はどこからきたのですか?」
「どこからって私の勤め先から振り込まれた給料だよ」
「ではその給料はどこからきたのですか?」
「そりゃあ勤め先の売り上げ金からだよ」
「ではその売上金はどこからきたのですか?」
「顧客からの支払金だよ」
「ではその顧客の支払金はどこからきたのですか?」
「その顧客が働いて、あるいは事業等をして得たお金だよ」
「ではその顧客が得たお金はどこからきたのですか?」
「その顧客の顧客からの支払金・・」
これを延々と繰り返していくと最後は政府による通貨の創出に辿り着く。
では何時(いつ)、どのようにして通貨が創出されているのか?
簡単にいうと、政府が国債を発行し、
日銀(中央銀行)がその国債を買取り政府の日銀当座預金にお金を入れる、
そのお金で政府は予算を組む(支出する)。
つまり、国債の発行=通貨の創出 なのだ。
「え?国債の発行って国民からお金を借りることじゃないの?」
違います!確かに国民向けに販売される国債があります。
しかし個人向け国債等の民間向けの国債は国家予算の編成に必要ないのです。
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