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南仙台の父・hrperficioの占いと運気のブログ

占ってみた 国連は機能不全の状況を解消できるか

こんにちはhrperficio(南仙台の父)です。
今回はロシアのウクライナ侵攻や北朝鮮のミサイル実験などで、完全に機
能不全に陥ってしまった国連が状況を解消できるかを占ってみました。
第二次大戦後に国際連盟の欠点を補う形で新たに創設された国連ですが、
常任理事国であるロシアがウクライナへ侵攻してからは何のプレゼンスも
示せない状態です。
ロシアを支援する国々も多く、消極的な支援国まで加えるとかなりの数に
なっています。
中国の存在もあって、20世紀の東西対決よりも構図が複雑になっているだ
けでなく、各地の紛争などもあって国連は役割を果たせていません。
国連改革を望む声もありますが、大国の思惑もあって進む気配はありませ
ん。
こうした中で国連の改革によって機能不全は果たして可能なのかを占って
みました。

写真は占いの結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。

まず結果ですが、正義のカードの逆位置が出ています。
正直に言えば並んで欲しくないカードが並んでしまいました。
正義のカードの逆位置は、不正や不公平、偏向や不安定、優柔不断や一方
的、不誠実やバランスに欠けるといった意味があります。
今の国連の実態がそのまま出ています。
これがこの後も継続して、変化の兆しすらないことを意味します。
一方的というのは何も中露側に限ったことではなく、米英仏にも同じこと
が言えます。
対立構造軸は東西だけでなく、南北や宗教の軸もあります。
多くの国と地域が参加することによる限界が国連にはあるでしょう。
国際連盟にはない機能も国際連合には付与されましたが、対立構造の前で
は何も機能できませんでした。
国際連盟は日本が脱退して、結果として戦争に繋がっています。
当時のソ連も脱退していますが、ロシアが脱退したり追い出されるような
ことになれば、歴史を繰り返す形になります。
解体論などもありますが、国際的な問題を集まって協議する場は国連以外
にはなく、拒否権を持った常任理事制度を大国が簡単に手放す訳もありま
せん。
現実的なところを見れば何も手を打てない状態にあることを暗示します。

次に環境条件ですが、節制のカードの逆位置が出ています。
節制のカードの逆位置は、浪費や消耗、流出や無神経、思いやりのなさと
いった意味があり、自制心やバランスに欠けた状態であることを意味して
います。
こういった状況をまず打破しなければ改革は無理ということになるのです
が、上述の通りの状況下では打つ手がありません。
最近は報道でも顕著になっていますが、帝国主義的な動きが目立っている
という話も多く見られますが、最近だけの話ではありません。
今までは力の均衡によって衝突が抑えられていただけであって、バランス
が崩れて衝突しやすい環境下にあることが問題でしょう。
相対的に日本を含めて米国や欧米の力が大きく弱まっていることが大きく
、中国やインドやロシア、更にはトルコやブラジルなどの地域大国が力を
つけていて、世界的にパワーバランスが崩れています。
国連にとっては更に厳しい状況になっていくでしょう。
ロシアが意外なほどに力がなかったことに注目が集まっていますが、中国
やインドの動きが今後は難しくなっていくかもしれません。
今は中国や優勢な状況ですが、いずれ地域でのパワーバランスは逆転して
いきます。
こうした力をつけた国々が常任理事国に脅しをかけることも出る、そんな
状況も今後は考えられます。
国連は無力化したといってよい状況下で、どうすればよいかも非現実的な
内容しか出てきませんでした。
おそらく国連は形のみの機関となって存在し、形骸化した中で儀礼的に参
加国が集まる会議体のような存在に弱まっていくでしょう。
なす術なしといった状況が今後も継続するでしょう。
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