こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今年も残すところ10日余りとなりました。
年末恒例の紅白歌合戦も出場者が発表されており、サプライズ発表があるの
かなども注目されています。
毎年数字を落としながらも重要なNHKのコンテンツとして君臨してきた紅白
歌合戦ですが、テレビ視聴の方法がリアルからオンデマンドになったり、そ
もそもの視聴層が高齢化しつつある中で様々な問題も抱えています。
もう止めてもいいのではという意見もある中で、今年は過去の芸能界の問題
の余波もあって出場者の選出にも疑問が生じているようです。
果たして今年の紅白歌合戦は盛り上がるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、星のカードの逆位置が出ています。
星のカードの逆位置は失望や絶望、無気力や見誤り、時代遅れといった意味
があります。
今年の紅白歌合戦は過去よりも更に厳しい結果を迎えることを暗示していま
す。
そもそもが各世代が納得できるだけの内容を一つにまとめることに無理があ
り、受け取り手側の意識も過去と大きく変わる中で無理やり押し込める形に
していることに問題があります。
カードの示す通り、すでに時代遅れのコンテンツになっています。
NHKも視聴層の若返りを重視し、高齢層が嗜好するコンテンツからの撤退な
ども進めていましたが、まだまだ昔ながらの家族揃ってという発想から脱出
できていません。
別に一つに纏める必要もなく、時間帯で区切るまでしなくても、視聴者層に
合わせた設定や作り方というのもあります。
大晦日に無理やり詰め込んだとしても意味がありません。
そろそろ見切りをつけるべき時期だと判断しても良かったでしょう。
次に環境条件ですが、愚者のカードの逆位置が出ています。
愚者のカードの逆位置は消極的や焦り、無責任や愚行、無計画や極端といっ
た意味があります。
すでにオワコンといっても差し支えない状態なので、今のやり方はすっきり
排除して新たなコンテンツの制作をすべきであることを意味します。
今でもそこそこの数字があると見做すのか、それともこれからどんどん先細
りしていくと考えるのか、すでに後者であることは間違いありません。
今回の出場者の顔ぶれもデパートのように各世代に配慮して詰め込んだもの
の、かなり無理をした構成になっています。
一部にはK-POPに偏った選出に異議もあるようですが、今のトレンドが世界
的にこうした流れになっている以上は仕方のない話です。
また、紅白歌合戦で生きているのを久しぶりに確認したという往年の歌手も
あります。
こうしたものを一つに纏めることにすでに意義がないことを認識すべきであ
り、新たな考え方で構築し直すか、紅白歌合戦そのものを止めて別のコンテ
ンツに置き換えるしか方法はなさそうです。
すでに余命が短い病人と同じ状態であり、救うことはできないと考えるべき
で、新たな方向性や考え方でオールドメディアと揶揄される状況を認識して
それを打破することが求められています。