こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
製造業全体が低迷する中で古くから日本の製造業を牽引してきた鉄鋼や造船
といった業種は不振が続いています。
そんな中で細々と国内の需要に支えながら造船業は続いてきましたが、政府
の方針転換により自衛隊や海上保安庁の艦艇の輸出も行われるようになりま
した。
そんな中で豪が次世代のフリゲート艦プロジェクトに独と日本をパートナー
として選定しました。
日本は最新のもがみ級をベースとしたものを提案しています。
果たして日本は大きなプロジェクトを受注することができるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、星のカードの正位置が出ています。
星のカードの正位置は希望や明るい見通し、理想や願いといった意味があり
ます。
受注できる可能性はかなりありそうですが、地政学的な問題や値段などの課
題もあるので、予断を許さない状況にはあります。
過去に豪は新潜水艦プロジェクトで日本ではなく仏を選択し、情勢の変化に
よって仏の提案を破棄し、米英との原潜共同開発にシフトしました。
情勢の変化によるプロジェクトの在り方そのものが変わる可能性もあり、話
が変わってくる可能性もあります。
ステルス性能と省力化、対潜能力や機雷除去能力などの多能力化を売りとす
る日本の提案がどこまで可能なのか、更に潜水艦でも課題となった豪の生産
前提という話にどこまで応じられるかなどもあります。
過去あった様々な話の中では確実に受注に近い位置にあることは間違いない
ので、どう強力に進めていけるかを政治も含めて対応することが課題となり
ます。
特に政府の考え方と行動は大きなカギとなります。
次に環境条件ですが、悪魔のカードの正位置が出ています。
悪魔のカードの正位置は裏切りや堕落、束縛や誘惑、破滅や怒りといった意
味があります。
上述の通り、情勢の変化は大きな障害となります。
国際情勢はこれから大きく変化していきます。
豪は日本以上に米英との関係性が強く、こうした関係性の中で事情が変化す
ることは当然あり得るため、日本が苦手とする情報収集と働きかけをしっか
りと行えるかどうかが課題となります。
コスト面も重要になりますが、どちらかといえば経済原則よりも政治判断が
優先されます。
また、一部の評論家は技術力や防衛能力から論じる傾向もありますが、政治
の世界ではそんなものは何の意味も持っていません。
ある意味なりふり構わぬやり方を節操なくできるかどうかが課題でしょう。
日本の政治や行政はこうしたところが非常に弱過ぎるので、結果として覆っ
た場合には裏切りと捉える感覚もあります。
賢く立ち回って利益を得ることが国際的には当たり前の環境です。
今までの日本の概念をすべて捨てて立ち回れるかが問われるでしょう。