こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
来年から米国は新たな政権による経済運営が始まります。
米国は国内産業の振興と競争力確保のため、様々な政策実施を予告しており
、その中にドル安による輸出・製造業の振興もあります。
米国の経済力を取り戻すための政策によって各国は警戒感を強めています。
経済専門家の中には米国の政策に懐疑的な声を上げる人も多い中で、米国の
思う経済政策は実績を上げることができるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、悪魔のカードの逆位置が出ています。
悪魔のカードの逆位置は回復やリセット、立ち直りといった意味があります。
結果としてはすぐに効果を上げるわけではありませんが、実効を上げていく
方向になることを暗示しています。
ただ、その一方で今までの経済観念や常識、更には規制の枠組みといったも
のからは完全に逸脱するような形にはなるので、世界的な規模での経済拡大
に至ることはありません。
また、その影響も一部の産業に留まったり、交渉による米国産品の押し込み
や米国内での生産といった側面が大きいため、トランプ氏が約束しているよ
うな産業への恩恵は難しいでしょう。
一時的ではあれ米国内の勢いを取り戻す効果は大きく、支持をより固めるこ
とには繋がっていくようです。
次に環境条件ですが、皇帝のカードの正位置が出ています。
皇帝のカードの正位置は支配や安定、権威や行動力、統治や防御といった意
味があります。
政策実行のカギは何といってもリーダーシップになります。
共存共栄といった言葉からは大きく離れた自国優先主義は本来であれば排除
されることになりますが、強力なリーダーシップによるディールという言葉
に代表される押し込み力は大きな原動力であることは間違いありません。
もちろん、地政学的リスクや旧い産業の変革不足など、様々な問題はあって
も政策として部分的な達成であっても、100%達成した物言いに言い変える
だけの力もあり、仮に失敗したとしても認めないメンタルの強さは測り知れ
ない存在感でしょう。
トランプ氏に問題がない限りはある程度の結果を見せる形にはなっていきま
すが、その後をどう継続させるのか、矛盾となる事実をどう向き合うかは課
題のままとなります。
いずれにしても計り知れないポテンシャルのメンタリティーは誰にも真似の
できないところなので、成功として人々に訴えかける力をどこまで見せ続け
ることができるか、それが政権の大きな力となることは間違いありません。