こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
岸田首相が次回の総裁選に出馬しないことを公表してから、自民党内では
色々な動きが出ています。
政治資金問題を発端に派閥の解消などもあって、麻生派を除けば様々な縛
りが解けて総裁選に意欲を見せる議員も出ています。
過去であれば派閥政治によって候補者が絞られ、更に派閥の密談によって
合従連衡が行われて最終的に総裁選で総裁が決まる流れでした。
今回は過去にない形での異例の状況下で総裁選が行われることになりまし
た。
ただ、一方で派閥の規制がない中で総裁選後の党内体制の脆弱化を懸念す
る声も出ています。
良くも悪くも派閥に頼った体制で長年支えてきた自民党ですが、誰が総裁
になっても混乱が見込まれる感じもあります。
果たして新たな総裁の下で多くの課題を抱える中で政権運営を図ることは
できるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、女教皇のカードの逆位置が出ています。
女教皇のカードの逆位置は悲観や無気力、無神経や現実逃避、疑心暗鬼や
冷淡といった意味があります。
誰が総裁になっても一致団結することはありません。
むしろ足の引っ張り合いや厳しい批判などが出ることで党内対立を激化さ
せることになるでしょう。
女教皇のカードのには理性や知性といった意味があります。
理性や知性を欠くような品格のない発言や見苦しい抗争によって党内は分
裂し、早い段階で総選挙の実施に踏み切らざるを得なくなります。
今総裁選に意欲を見せている候補者もいずれ化けの皮が剥がれることにな
り、いずれにしても今回の総裁は選挙管理が目的の内閣となります。
また、閣内の不一致に始まって、公然と批判する閣僚なども出ることで党
内の結束は大きく弱まることになるます。
最終的に自民党の解党や分裂という事態に繋がる一歩になることは間違い
なさそうです。
次に環境条件ですが、戦車のカードの正位置が出ています。
戦車のカードの正位置は勝利や征服、援助や行動、解放や突進といった意
味があります。
自民党を救うという意味では何も答えがないので、時間的にどれくらいの
時間軸で解党・分裂になるかの見込みだけになります。
その中で将来的に政権を取るための意識と行動をどれだけ合理的に発揮で
きるかが今回の争いの中で重要になっていきます。
上述の通り、今までとは違った環境下での総裁選です。
党外の人気があっても党内を纏められる人物でなければ政権維持はできま
せん。
また、党内の融和や過去の体制への復帰を求める力が強まれば総裁選後の
総選挙では大きな敗北にも繋がりかねません。
いずれにしても自民党というよりも、その後のリーダーとして相応しい人
として、政策を公表して実現できる人かどうかの見極めが課題となってい
きます。
今の時点で有力な人も上記のポイントではかえってマイナスとなります。
政治不信よりも今後どう立て直すか、その中で山積する課題に対してどう
向き合うのかが大きく問われることになります。
誰がなったとしても短命政権となります。
自民党にはもう後戻りできる選択肢がないことだけは明らかでしょう。