引退してやることがなくなって、虚無感というか、よく分からない感情でモヤモヤしていたら、気づいたら1週間経っていました。書くのが遅くなってしまいました。辛いことはあったけれども、やはり僕にとって柔道は大切なもの、生きがいだったのだな、と改めて感じました。
3年3ヶ月柔道をやってきて、たくさんの方々に支えられてきました。
先輩方、指導陣の皆様。忙しい中練習に来ていただき、技術的なことだけでなく、幹部・上級生としての在り方を教えていただいたり、優勝するにはどうしたらいいか何度も問いかけていただいたり、色々なことをしていただきました。そして、皆様のおかげで、自分勝手で精神的にも実力的にも弱く、頼りなかった僕が強くなれました。ただ、もっと強くなれたのではないか、そうすれば最後の試合で取って勝つことができたのではないか、という後悔があります。現役として僕ができることはもうないですが、次はOBとして何かできることをしたいと思います。ありがとうございました。
次に同期に向けて。幹部になってからの1年間はきついこともたくさん言ってきたけれど、誰1人欠けることなく試合に出ることができて良かったです。練習後に技研やバカ話をすることが楽しみでやってこれました。色々言いたいことはあるけれど、それは飲みにでも行って話しましょう。お疲れ様でした。
そして、後輩のみんな。最後までついて来てくれてありがとう。最後の試合、結果として負けてしまったけれども、今までやってきたことが十分試合に出せていたと思います。抑え込まれそうになっても、腕を折られそうになっても、締められそうになっても必死で耐える姿や、最後まで声を出して応援する姿を見て、チームが1つにまとまっているのを感じ、このチームで戦う事ができて良かったと思いました。
1年生はほとんどの人が七大戦がどういうものかよく分からない状態で、ここまでついて来てくれてありがとう。ドリンクやおにぎりを作ってくれたり、ビデオ撮影したりと仕事をしてもらいました。それらは僕たちの支えになってました。これから先大変なことがあるかもしれないけれど、頑張って最後まで続けて下さい。
2年生には、3年生が少ない分、負担をかけてしまいました。結果が出ずに悩んだ人も多いと思います。でも今回の試合、しっかり分けてきて取ってきて、嬉しく思いました。君たちはちゃんと実力がついてきてます。自信を持って下さい。
これから先さらに強くなるには、どうすれば強くなれるかをしっかり考えながら、休むことなく練習に取り組むことが必要になります。当たり前のことを当たり前にやるのが難しいのですが、君たちならできると思います。
そして3年生。苦しい状況の中、2年と3ヶ月もの間ついてきてくれてありがとう。
三木には謝りたいことが1つあります。東北戦の時、試合結果と、飲み会で僕が愚痴ったことを聞いてふさぎ込んでしまったんじゃないかと。今思うと、怪我をおしてでもあれだけの試合をしてくれたことを褒めるべきなのに。それでも4月に復帰して、そして今回の試合で取ってくれて本当に嬉しかったです。
三木の良さは研究熱心な部分とユーモアのある部分です。その良さを生かしてこれから1年間頑張って下さい
中島は冬のあの辛い時期に1人でも辞めずに続けてくれて、ついてきてくれる後輩がいるというのはこんなにも有難いのかと、感謝の気持ちでいっぱいです。それと同時に、引き止められなかったことに罪悪感を感じています。
今回の試合、取られた場面があったけれども中島の形にできていたし、九大戦では取っていた場面もあったし、1年生の頃には想像もつかなかったほど強くなったと思います。それはきっと中島の真面目さがあったからだと思います。その真面目さが中島の強みだと思います。真面目な君にきっと後輩はついてきてくれると思います。チームを1つにまとめあげ、1年後の七大戦、優勝して下さい。
長くなりましたが、まだブログでは上手く伝えきれないこともたくさんあります。なので、練習に行ってちょくちょく伝えていこうかと思います。
最後になりますが、3年3ヶ月の間、多くの方々にお世話になりました。本当にありがとうございました。
最新の画像もっと見る
最近の「北大柔道部のすすめ」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事