Hお兄さんだよ。
突然だけど、お兄さんは「特撮」が大好きだよ。
今日はみんなにもっと特撮を好きになってもらえるように、お兄さんが大好きな作品を紹介していくよ。
ウルトラマンとか仮面ライダーも良いけど、平凡すぎてつまらないから、今回はみんなも大好き「スペクトルマン」を紹介するよ!
この作品当初は「宇宙猿人ゴリ」っていうタイトルだったんだ。
ちなみに大体のストーリーは、宇宙猿人ゴリが地球を征服しに来て、人類の味方スペクトルマンがそれを阻止するっていうありきたりなものだよ。
だけど製作決定から放送開始まで1ヶ月しかなかったらしくて、パニクッたのか、なぜか敵宇宙人のほうをタイトルにしてまったんだよ。
20話くらいで視聴者からクレームが来てやっと「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン」になったんだよ。
そして40話くらいから、もう普通で良いんじゃね?ってなったのか、そこから最終的にタイトルが「スペクトルマン」になるんだよ。
まずタイトルからして同じ作品なのに3回も変わってしまうんだよ。
こんな作品滅多にないだろう?
お兄さんがケーブルテレビで見た時は、1番初めの「宇宙猿人ゴリ」だったんだけど、まぁ内容がお粗末だったよ。
宇宙猿人ゴリの手下が地球での偵察を命じられ、日本に来るんだけど、風貌がゴリラ人間だから、道を歩いていてもバレバレなはずなのに、なぜかみんな気づかないんだよ。
そうやってゴリの手下が道を歩いていると、トラックがやってきて、手下の横を通り過ぎようとした時、タイヤで水溜りの泥水をそいつにかけてしまうんだよ。それにキレた手下が暴れ回るっていう、ただそれだけの回だったよ。
人類を攻撃してくる理由がヤンキーと同じだね。
この作品は怪獣ももちろん出てくるんだけど、「公害は恐ろしい」というのを裏テーマにしているから、やたら残虐な公害怪獣たちばかりだよ。
人間を骨だけにしてしまう猛毒ヘドロを撒き散らす怪獣や、人間を溶かす青ミドロを吐く怪獣や、鳩と溝鼠を合成させて生み出され、人間を食い殺すばかりか恐ろしい病原菌を持つ怪獣などなど・・・。
あまりに設定がエグイから、これもやめろっていうクレームが来て、やめさせられるよ。
しかも最初のほうは、地球防衛隊みたいな人類を怪獣の危機から救ってくれるような部隊はいなくて、代わりに公害Gメンがいるだけだよ。
さぁいよいよ、スペクトルマンについてだけど、大体一体の怪獣を倒すのに、2話かかるよ。ウルトラマン先輩は大体1話で決着をつけてくれるけど、スペクトルマンは怪獣に苦戦して引き分けるか、負けるケースも多いから、数回に渡って1体の怪獣と対戦して、やっと倒せることが多いんだよ。
あと、必殺技がスペクトルマンの体力を著しく消耗させるから、怪獣を倒しても倒せなくても俯せに倒れ込んでしまい行動不能になることが多いんだよ。
お兄さんが見た回では、石油タンクを握って怪獣に突っ込み爆発させるっていうギリギリの勝ち方をしていたよ。変なところでリアルだね。
これを見ている最中、お兄さんはつぶやき続けたよ「これ、ひっでぇーwww」って。
どうだろう。ここまで読んでみて、みんなスペクトルマンって何だろうって気になりだしているんじゃないかな?
そう、特撮はこうやって穿った見方で見るのが楽しいんだよ!
特撮の面白さが、だんだん分かってきただろう?
さぁ、お兄さんと一緒に特撮ワールドへ、レッツ・ゴー!
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