お休み前のBLOG。

息抜きの海外旅行にも行けず、特急ひたちで東京と浜通りを行き来する平凡な日々を描くブログです。

「叩く」ということ

2010-01-19 | 世間の出来事

 ネットの掲示板などで、特定の人や団体を攻撃することを「叩く」という。ネットの中だけの話だと思っていたが、最近はリアルにも「叩く」ということが起きているようだ。
 典型的なのが、不祥事に絡めた世論の過剰反応。民主党の献金問題や日航の年金問題など、弱みを見せた相手に対して執拗な攻撃をしている。マスコミもそれを煽っているようにも思える。
 もちろん、民主党の献金問題はきっちりと説明してくれれば済む話を有耶無耶にしている面があるのでしかたないともいえるが、ついこの間まで「政権交代すれば世の中バラ色」なんてことを煽っていた大新聞・放送局は手のひらを返したように攻撃している。日航の話にしても、事実を確かめないうち「JALは給料が高い」「そんな会社に税金をつぎ込むのはけしからん」という「世の中の雰囲気」が形成されてしまった。
 なんだか、日本人もずいぶん劣化してしまったように思う。もう少し事実関係を確かめて、自分の意見を持とうではないか。

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