九重連山 大船山 くじゅう残雪 2011.02.05

寒さ厳しかった今冬も2月に入ると急激に気温が上がった。

2月1日はなんとか休暇をとって九重を登りたかったが、重要な仕事が入ったので見送る。

霧氷は期待できないが、今年は根雪が深いので、急速に雪が融けてしまうことはないだろうとは思う。

しかし、まだまだ冬山を楽しみたい。しかもまだ大船山には訪れていないので、本日は無条件に大船山。

路肩には除雪した雪がまだまだ残るが長者原駐車場まで、ノーマルタイヤで来ることができた。

なんとか凍結していないスペースに駐車。

長者原登山口AM07：05　曇り　　気温－0.8℃　無風

長者原～雨が池～坊がつる～段原～大船山　ピストン

登路は硬く踏みしめられていて歩きやすい。

外来植物の種子除去マットが設置されていました。

「ウサギは足跡で追跡されないように大きくジャンプして移動する。」と聞いた事がある。

何処から跳んできたのか・・・？？？

ウサギ道　　遠くからキツツキが木をつつく音が断続的に聞こえてくる。　

雨が池越え登山道補修工事で木製階段や案内板が設置されている。

坊がツル、今日初めて出会う登山者。

小鳥のさえずりが聞こえてくる。　

いよいよ大船山にとりつきます。

一瞬の晴れ間。

中岳方面を望む、気温が上昇しているのか水蒸気で霞んでいる。

段原、雪は風に吹き飛ばされ、融雪しているようで地面が露出していた。

段原から大船山へ向かう登山道は、腰ほどの積雪があり登山道が高くなっているので、

木の枝が丁度顔くらいの高さにくるので腰を屈めてのつらい姿勢の連続。

時折赤ちゃんのように四つん這い。

大船山山頂　AM11：55　頂上付近で4名の方々とすれ違い頂上はしばらく独り占め。

三俣山を望む。

この雪だるまを作った方は心優しい方なのでしょう・・・

なんとも微笑ましい。

御池（おいけ）、しばし談笑。

段原より大船山を望む。

お昼になり気温も急上昇し雪解けの音が”ピチピチ”と聞こえてくる。

春が近くなるとあちこちで聞こえてきます。

坊がつる　避難小屋で小休止。アウターを脱ぐと体中から湯気が立ちのぼって「暑い！」

雨が池　

午前中は曇りで、気温とは裏腹で寒々しい景色だった。

午後にかけて晴れ、青空が広がったが、

気温上昇にともなう水蒸気で終始霞んでいた。

登山者は少なく出会ったパーティーは11組だったが、こちらがソロだったからか

声を掛けていただき、たくさんの情報交換ができた。

感謝です。

今週末は少し冷え込む予報です。

「積雪してくれないかなぁ。」

長者原駐車場PM2：50　晴れ　気温5.8度　弱風