どうでもいいことなのだが本がものすごく早く読めるようになった。量を読みたいからいいことだ。人物と出来事、ポイントだけ拾ってざっと表にする感じ。
宮部みゆきの杉村三郎シリーズ。いや〜さすがに読み応え抜群。自分の感覚だと『模倣犯』に出てきた犯人のゲス度に匹敵するレベルの悪人が出てきて自分的「イヤミス」作品のカテゴリーに入れたい。
「絶対零度」「華燭」「昨日がなければ明日もない」の三遍。イヤミス度が高いのは絶対零度。
杉村三郎シリーズのお馴染みの展開として、自首するという登場人物に杉村三郎が何か食べさせるシーンというのが過去作にも出てきて、今作でも侘助のマスター作のあったかい喫茶店メニューがその善き人物の心も胃袋も暖める。(マスターは、杉村三郎が今田コンツェルンを辞めた時自分も店を畳んで引っ越し先の近所に店を開店したのだ)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます