底冷えの朝稽古、参加者がいつもと同じように、ありました。こんな時、ともえんぽうよりきたる。口ずさみます。また楽しからずや。そう思える今日も、幸せです。
成田指導終え、検見川に来たところ。もうすぐ我が家です。それは和賀家、そのものです。ありがとうございました。
週刊 論語より 転載 http://homepage1.nifty.com/tosyo/rongo1.html
「朋あり遠方より来る」
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子(し)曰く、学んで時に之(これ)を習う。
亦(また)説(よろこ)ばしからずや。
朋(とも)あり遠方より来(きた)る、亦楽しからずや。
人知らず、而(しかう)して慍(いか)らず、亦君子ならずや。
まだ知らないことを学んで、ときどきそれを復習する。
そうすると今まで分からなかったことが理解できるようになる。
それは喜ばしいことである。
友がいて遠路はるばる訪ねてくれる、これもまたうれしいことである。
人が自分のことを知らなくても、全く気にならない。
そのような人こそ君子というものである。
<解説>
論語の最初に語られている言葉がこの文章です。
復習の大切さ。
友達の大切さ。
そして、人が自分のことを分かってくれなくても決して気にしない悠然さ。
当たり前のことばかりですが、はたしてそれが実際にできているかどうか。
論語のすごさは一見ありふれた言動の中に人間の真実を語っているところだと
思います。
復習をするといつまでも忘れないというのも一つに真実ですね。
【参考文献】
『論語新釈』 宇野哲人 講談社学術文庫