何かを変えることが進歩だという思想で行くと、武だとか合気だとかはその寄って立つところを見失う。
軸を立てること、天地人。
レの字立ちの使い方、撞木足。
△○◇、剣の理合い。
これは、不易流行の不易だと思う。
軸を立てること、天地人。
レの字立ちの使い方、撞木足。
△○◇、剣の理合い。
これは、不易流行の不易だと思う。
携帯電話の技術に、骨伝導(こつでんどう)というのがあります。
骨格の振動を通じて音声を伝える。
あれは掴み手の技法に、通じるものがあると思いました。
この場合、親指の付け根の接点を通じて、肩を程よく返して、中心を上に向かって浮かします。
小手を捻るような力技ではありません。
骨格の振動を通じて音声を伝える。
あれは掴み手の技法に、通じるものがあると思いました。
この場合、親指の付け根の接点を通じて、肩を程よく返して、中心を上に向かって浮かします。
小手を捻るような力技ではありません。
受け手は、初動を感じたら止めに掛かる。
そこへ波状に貫通させる。
居合で足腰丹田を錬ってあれば、出来るようになる。
そこへ波状に貫通させる。
居合で足腰丹田を錬ってあれば、出来るようになる。
AIKIDO RAKUSHINKAN katatetoriryoutemochi 合気道 楽心館 石川智広 片手取り両手
推力について考えたい。
重い荷物を持って、駅のホームを歩く。仮にこのときの重量感は「1」と表現する。
次に同じ荷物を持って、走る電車の床の上に進行方向に立っている。
電車が急ブレーキを掛けたのと同時に、ホームの上を歩いたのと同じ速度で歩き始めたとする。
はたしてこのときの私が感じた重量感は?
電車の速度の速さとブレーキの強さに反比例して、小さくなるはずだ。「0.8」あるいは「0.6」にもなりうる。
私の身体に推力が働いたからだ。
私が撞木足で立っている。これがアクセルとブレーキの働きをする。
私の骨盤や胸。これが走る電車やエレベーターの床の働きをする。
私の手首がある。これが床の上を移動する荷物だ。
臍下丹田と撞木足の緩みの中で、アクセルとブレーキを同時に強く掛ける。すると手は腕力ではない力で、飛んでゆく。
エレベータの床が落ちるように胸の丹田を落とす。我が手は初動が消えたまま、相手の肩を抜くことができる。
以上、一挙手について説明しました。
映像の私の頭部の位置が動かないことに注されたし。軸の前後運動ではないのです。押すでもなければ、持ち上げるでもありません。
重い荷物を持って、駅のホームを歩く。仮にこのときの重量感は「1」と表現する。
次に同じ荷物を持って、走る電車の床の上に進行方向に立っている。
電車が急ブレーキを掛けたのと同時に、ホームの上を歩いたのと同じ速度で歩き始めたとする。
はたしてこのときの私が感じた重量感は?
電車の速度の速さとブレーキの強さに反比例して、小さくなるはずだ。「0.8」あるいは「0.6」にもなりうる。
私の身体に推力が働いたからだ。
私が撞木足で立っている。これがアクセルとブレーキの働きをする。
私の骨盤や胸。これが走る電車やエレベーターの床の働きをする。
私の手首がある。これが床の上を移動する荷物だ。
臍下丹田と撞木足の緩みの中で、アクセルとブレーキを同時に強く掛ける。すると手は腕力ではない力で、飛んでゆく。
エレベータの床が落ちるように胸の丹田を落とす。我が手は初動が消えたまま、相手の肩を抜くことができる。
以上、一挙手について説明しました。
映像の私の頭部の位置が動かないことに注されたし。軸の前後運動ではないのです。押すでもなければ、持ち上げるでもありません。
連続して行うと、こんな感じです。
意外と上手に行える人は、少ないと思いますよ。
子供クラスでもやっています。
「将来、これで親孝行しようね!」と。
聞いている保護者の皆さんは、大笑いです。
意外と上手に行える人は、少ないと思いますよ。
子供クラスでもやっています。
「将来、これで親孝行しようね!」と。
聞いている保護者の皆さんは、大笑いです。