「おパチンコ屋」に行ってたまたま勝ってしまった時、2K円(2,000円)程スロットゲーム(以下スロット)をしてお店に納めてから帰る私。「勝った事へのお返し」みたいなものがあるので・・・(まぁ負ける事の方が圧倒的に多いのではあるけれども)。
大体、スロットってパチンコと違い、プレイの仕方がよく分かんないんだよね・・・全体的に
ま、いいか。どうせ2K円お店に返すだけだから
そんな事を思っていました。
しかし、ある機種をチョコッとプレイしたとたん・・・
かわいいよ、アラジン
アラジン、かわいいよ
私の"魂を焦がした"のが「Aladdin II Evolution (アラジン2エボリューション、通称:アラエボ)」なのでした。
2006年5月現在では「北斗の拳」「俺の空」「吉宗」「押忍!番長」あたりがホットな機種でありますが、どんなに万枚(スロットで1万枚は超大当たりなのであります)が出ようが私の琴線に一向に触れないンであります。多分これらの機種は"狙い過ぎ"とか"可愛くないから"というのがあるのかも知れませんねぇ。
「ジャッジャジャーン!!」
「ボーナスGETだぜ!!」
「素敵よ、アラジン(ハート)」「エヘへへ(照れ笑い)・・・」
「そんなぁ・・・」
(CV=キャラクターボイスはおそらく"ポケモンのサトシ役"の人だと思われます)
やっぱ元気なやんちゃッコって可愛いよね~
設定ではアラジン(主人公)は14歳、ローズ(準主人公)は15歳だそうで、ちょうど中学生くらい。高校生程大人でもなく小学生程子供でもなく、微妙なお年頃って言うのが、また(以下略)。
アラジンもローズも「砂漠には多分不適切な」露出度の高いおめかしで、また(以下略)。
あまりそんな事を言っていると私にとって非常に不利な証言になりそうなのでこの辺で止めておきます。
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と、言うわけで「おパチンコ」という一種の賭博ではありますが、私の心中は周辺の人たちとは全く違うというか別世界なのであります。
スロットは今までほとんどやった事がなくて初心者の私。そんなわけで店員さんにイロイロお世話になりながらプレイすることに。
「あれっ・・・メダルを入れてレバーを押したのに回らないンですが・・・?」
「すみません、アラエボは3枚入れないと回らないのです(通称"3枚がけ専用機"と言うらしい)」
「なんかBONUSって出たンですが、何も起こらないンですが・・・?」
「すみません・・・パチンコと違いスロットはBONUS時に"目押し"をしないと大当たりにならないのです」
「目押し?!」
「ハイ。赤の777か緑の777、もしくはBARをそろえて下さい」
「そんなぁ~、リール(ルーレット)が速すぎてそろえられないです・・・」
「そろえて差し上げましょうか?」
「お願いします」
ピッ、ピッ、ピッ! (赤の777)
「す、すごい・・・」
この後、何度もBONUSとなり、店員さんや周りのお客さんに助けてもらうハメに・・・
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というわけで、スロットはある程度練習して目押しの技術を身につけないとBONUS時(大当たり)に困るのであります。
BONUSは「BIG("BIG BONUS"で777をそろえる)」「REG("REGULAR BONUS"でBARをそろえる)」と2種類あるそうです。BARは黒っぽい色なので比較的目押しをしやすいのですが、777の赤は一つのリール上にそれぞれ1カ所くらいしかありませんし、777の緑はリール回転時に黄色や青にとけ込んでしまってナカナカ目押しは至難の技です。
BIGは400枚くらいの当たり、REGは100枚くらいの当たりです。一つ注意したいのがBIGかREGかは機械が抽選して決めるため、同じBONUSでも「REGの時はいくら777を狙っても必ず機械にズラされてしまいそろわない」という・・・。
アラエボは数々の演出がありBONUSの前には「7」や「3」の数字が出ます。「7」はBIGですが、「3」はREGかと思いきや"隠れBIGの場合がある"のでナカナカ判別は難しいです。「BIGを何回か狙ってどうしてもそろわない時はREGを選択する」という感じでしょうか。
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スロットをプレイしていて感じたのは「どうして私よりも目押しが上手い周りの人がジャンジャカBONUSを引かないンだろう・・・」という事でした。「"777"や"BAR"をそろえれば良いだけなのに・・・」と。
その疑問は詳しい人に解答を頂きました。「スロットって"一見自分で目押しで合わせているように"見えるけれど、実はレバーを押した瞬間、機械が"当たり"か"外れ"かを抽選するんだよ(この場合は大当たりはもちろん小役がそろうということも含む)。BONUS時のみ本当の目押しが出来るんだよ」と。
そんなぁ~、それじゃパチンコと大して変わらないじゃん・・・
ポジティブな考え方をすれば「自分で目押しをして当たりを選んでいるような気分にさせてくれるのがスロット」で「全部機械任せがパチンコで・・・」と。
まぁ私にとってはアラジンが活躍してくれれば別に当たろうが外れようがどうでも良いンですけれど
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アラジンと言えば「アラジンと魔法のランプ(アラジンと不思議なランプ)」というお話がありますねぇ~。
実は私、このお話自体をよく知らなかったので早速読んでみました。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000083/card43122.html
あらすじは・・・「ダメ人間アラジンが"ひょん"な事で何でも願いを叶えてくれる魔法のランプを手に入れ、チヤホヤされてドンドン幸せになっていきました・・・(以上終了)」
うぬーっ、ナメとンのか、コラ~!
「ドラえもん」の方が教育的に良いような気がする・・・
大体「"悪い"魔法使い」と言う根拠がイマイチ弱いと思いました。それどころか「よく考えてみるとあんまり魔法使いは悪く無いような気がする(あえて言うなら"ちょいワル"という感じ)って言うか、アラジンの方が悪者のような気がする」のは私だけでしょうか。「魔法使い=それだけで悪」ですか?!
これは何かの間違いだと思い、本屋さんで「アラジンとまほうのランプ」の絵本を買って読んでみました。
http://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=33300380
えーっ、アラジンの"ダメ人間っぷり"が全部省略されてるだけだし・・・
例えば子供に「どうして魔法使いは悪いの?」って質問されると回答に苦しむぞ、この内容だと・・・
なんだかなぁ・・・。近頃の"萌えアニメ"を見せられているような気がするよ、全く。
昔の人も求める事は大して変わってないのかも
まぁ、現実世界は結構世知辛いから、せめて物語の中だけでも「夢と希望を与えて欲しい」という感じでしょうか。
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アラレボは「アラジンとローズが運命の糸にひかれ恋に落ちた時、呪いが解かれて人々が自由になる」という感じだそうで、"アラジンと魔法のランプ"とは違うお話。私個人的には少し安心しました。
だけどBONUS時にアラジンとローズがいちゃついているのを見ていると、なんかムカつく・・・
っつーか、BONUS終了時に2人はどこへ? やっぱ2人きりって事は・・・
フケツよね・・・
私の妄想が不潔だなぁ・・・とちと反省。