『VOLVO』
も、もちろんですが!
今回は、VOLVOのお話ではなく、
北欧家具のお話です!
北欧家具にふれるうえで、最も有名なデザイナー
Hans J. Wegner氏
1914-2007
みなさんご存知ですか?
VC名東の2Fにあるこのチェア、
ご来場いただいたお客様の中にもご存知の方も多く
ご自宅にある、という方もみえました!
このイス、知る人ぞ知る
Hans J. Wegner氏のデザインしたものなのです
ちなみにCC、ハンスさんを存じ上げませんでした…
Hans J. Wegner氏とは
1914年4月2日デンマーク・トゥナーにて生誕。
コペンハーゲンにある美術工芸学校の家具科で学んだのち、
27歳のときにアルネ・ヤコブセンの建築事務所で働くようになります。
1943年~1946年には自らデザインスタジオを持ちながら
自身が卒業した美術工芸学校で教鞭をとり、椅子のデザインを続けます。
現在に至るまでに、ピーコックチェア、ラウンドチェア(ザ・チェア)、Y-チェアなど
500種類以上の椅子をデザインし、国内外を問わず多くの展示会に出展し賞を受けています。
その作品はニューヨーク近代美術館を始め、幾多の公共機関にコレクションされています。
北欧デザインを語る上で、間違いなく最も代表的なデザイナーです
ハンス氏の有名な作品の1つが、
この『Y-chair』です
「Y-chair」は、背を支える支柱がYの字であることから名づけられました。
ゆったりした座面の奥行きと背から肘まで緩やかに回り込むようなラインの
肘掛けが特徴で、ダイニングでもくつろげるチェアとして、
世代を超えて多くの人々に愛され続けています。
デザインルーツは中国、明の時代のチャイニーズチェアとのこと。
美しく流れるようなフォルムは軽やかで圧迫感がなく、
日本の空間にもしっくりと馴染みます。
座面には耐久力にすぐれたペーパーコード、
曲げ木に最も適しているビーチ材を使用。
手入れを施すことにより、生涯使い続けることができるチェアです。
ちなみに、
世界に何脚あるのかわかりませんが、
シリアルNO.が入っています
このイスのお仕事ぶりも
最高です
ペーパーコードで出来た座面、
何ともイイ座り心地なのです
結構しっくりきて、長時間でも座っていられる優しいイスです
ちなみに今年はウェグナー氏の生誕100周年にあたります。