I-feelinブログ

RX-8(SE3P)アライメントトラブル

RX-8のアライメント調整の依頼なのですが・・。

なんと調整ボルトが固着。

以前のアライメントデータを見るも固着していたから調整しなかった様です。
しかもオーナーさんにアドバイスなし。


一見動きそうですが・・。


両側共に何をやっても全く動きません。


キャスター調整側は外れましたが凄く錆びていました。
ここまで錆びるとブッシュのインナーカラーと固着してしまいます。


色々な事をしてみましたが外れない為、最後の英断です。
オーナーさんの許可をいただきアーム交換しました。


もちろんボルトは切断です。
メンバーの取り付け部分を傷つけない様に・・。


切断するにもかなり慎重にしなくてはならず時間がかかりました。


両側共にガッツリ固着しておりました。


無事にアライメント調整が出来ました。

車両は以前、雪が降る地域にあったらしく融雪剤の影響ならびに一度も調整された事の無い調整ボルトがサビにより固着してしまいました。

SEと同じ機構を持つロードスターも同様の症状が出ると思いますのでその場合は思い切ってサスアームの交換をおすすめいたします。

もちろんボルトは新品でインナーカラーと接触するボルトのシャフト部分には焼き付き防止のグリスを塗る事をおすすめいたします。

この車両は以前、寒冷地で使われて様で除雪剤の影響を受けている可能性が高く、この部位が動かない(ゴムがねじれているだけでは無い)所謂調整出来ない場合は固着している可能性があります。

その様な場合は必ず動く様に対処(グリスUP等)いたしましょう。

動かない場合は今回の様にボルト切断になります。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「トラブル&オーダー集 RX-8(SE3P)」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事