RX-7(FD3S)オイル漏れ修理の入庫です。
事前点検してまずは一回目という感じでしょうか。
純正タワーバーのボルト元々かかりが浅くなめやすいです。
一応、修理して見ましたが交換した方が良いです。
ここもちょっと硬化が始まっていました。
オイルフィラーのパッキンはやはり変形していました。
ノックセンサーを交換する際はブラケットを止めているこのボルトを緩めると交換しやすいです。
古い方は樹脂解けしていますね
プラグコードはノロジーからNGKのプラグコードにしました。
パワーケーブルは廃番です。
ここのフックは良く割れていますね。。
エアエレメント
オーナーさんでも交換しやすいようにホースバントは締め込みタイプに変更しました。
また、古いアーシングシステムも撤去いたしました。
暫くこの車両の修理は続きそうです。笑
シーズン1は今回で終了です。
後日談
納車直前(オーナーさんが引き取りに来る日)になってクーラントのワーニングが点灯。
リサーブタンクのレベルゲージを確認するとオーバーフロー状態。
しかもクーラントも色が付いておらずオーナーさんに確認するも他店さんで交換はして貰っているが銘柄等不明という事でした。
兎に角、冷却水が無い状態にはならない様にする為に冷感時の冷却水の確認等をお願いし一旦納車たしました。
他作業見積もりとのご相談をさせて頂いてる中で年末の休業中にエンジンブローしたので作業見積もり等はキャンセルのご連絡を頂きました。
残念ではありますが最初の漏れ点検の時にエンジンの摩耗等の事についてお話しした通りになってしまいました。
何故かと言うとオイル漏れやクーラント漏れが起きていると言う事は全体的に経年劣化を起しているという事であり、ましてやあちらこちらからオイル漏れを起こしている場合はエンジンのそれらの補器類の寿命が近いと思います。
また、それがどのタイミングで壊れるかは全く予測出来ません。
ただ統計的に考えると気温の高い時や低い時に起きていると思うので金属の熱膨張等も影響しているのかなと思います。
従って、今回のケースの様に漏れ修理中等、また修理後にトラブルが発生する事もあります。
この様な事例は7を扱っているとあるある事例なのですが、これを少しでも予防するのが油脂類を中心としたメンテンナンスなのですがそれをしていもどうしても防げません。
防げないからと言ってやらなければ早く留めを差してしまう事もあります。
また、年式の古い車はそうしたリスクを伴う車両である事は肝に銘じておくことが必要だと思います。
個人的には、入庫車両を見ているとクーラントの状態は誰もが確認出来るエンジンの状態のバロメーターでもあると考えます。
ですのでクーラントの色や汚れ、水位、キャップ等は日頃からチェックしておく事をオススメいたします。