楽天爺さんの気まぐれ日記

・田舎暮らしを楽しんでいます。

荘子の言葉・その12

2016-09-26 | 賢者の言葉

心は固(まこと)に死灰(しかい)のごとくならしむべし(斉物論)
---消した灰はもう燃えない---


燃えている灰に水をかける、すると腹を立てなくなる
たまには、自分の木本の中を、水をかけてしまった灰のように
することだ。燃えていた灰に、水をかけると、もう二度と火を発
することはない。このように、自分の気持ちの中に渦巻いている
世間の、善悪・是非、毀誉(きよ/そしられたり、ほめられたり)
褒貶(ほうへん/ほめられたり、けなされたり)に動揺しないように
ちょうど、水をかけられた灰の様に、善悪の心が、燃えさかって、
怒りが来ないようにする。 


いいことが起こったら、大いに喜べばいい、問題は、好い事ばかりを
期待して、ふと、悪い結果が出たときに、強いショックを受けて、自滅
することがあるのだ。
ほめられることは、うれしいことだ。人からほめらられたら、満面に笑み
をたたえて、喜んだらいいのだ。ところが、ほめられようとばかり気にして
いると、突如、人からけなされた場合、あたりが闇のようになって、前途が
見えなくなってしまう。

イガ爺、あるよね!!、凡人であるおいら達、なんと多くの、経験したものか!!
落ち込んだり、のぼせたり、今もそうだが、単純なのか?
しかし、昔のそれとは、大きく違うよね。
よくよく振り返ってみれば、乗り越えて来ているのが不思議!!
その時々に、いい出会いがあった、助けてもらった、ちょうどいいときに
いい勉強をしていたり、渦中にあったときは、すごく大変だったとは思うが
振り返れば、感謝しかないのである。

今、田んぼでは稔りへ向けて、稲穂が力強く黄金色の実を支えている、
「稔るほど首を垂れる稲穂かな!!」・・・・・・・・・・・・・・・・。

「自信」とは、もの静かなものって聞いた事あるかな?
謙虚な人って、けしって自ら驕(おご)り高ぶるような事はしない。
人の言う事に、耳を傾け、他人を尊重し、他人の良さを素直に認め
腰が低くて、言葉遣いも丁寧で、柔らかである。
そういう人と、一緒にいるとこちらの心まで安らかになり、それだけで
幸せを感じることが出来る。
周りには、そんな人いません!!って、いう人がほとんどかな?
そんな人って、変な自信を持っている?のかな。

対者我映(たいしゃがえい)って事を、感じ取って、自己反省の材料に
して、自己成長に繋げる。

耶馬の郷は、朝方雨・・・・今は、晴れ渡った空から、強い陽ざしが・・・・
暑いぞ!?          14:06分投稿


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