著者は、Rule45項【お金目的でやろうとしない】で、ある教授が学生たちに対して、次のような実験
をした、学生を2つのグループに分け、一方のグループからは、詩を聞かせる代わりにお金を取り。
もう一方のグループには、詩を聞いてもらう代わりにお金を払らった。
そして、朗読を聞かせたあとに感想を聞いた。 お金を取って朗読を聞かせたグループからは「これ
くらいのお金を払って聞けるのなら十分だ」という感想が寄せられた。
一方、お金を払って朗読を聞かせたグループからは「詩は最悪だったけれどもお金がもらえるな
ら我慢できる」という感想が出てきた。=作業を「価値あるもの」と思うという事、「お金のためだけに
やる」作業は、モチペーションが上がりにくい傾向にあり「お金のためにやることは、価値のないこと」
という「思い込み」があるからだ。だから、すぐやるためにお金だけをモチベーションにするのは得策
ではない。場合によっては、非現実的かもしれないが、タダでもやる覚悟で仕事に臨んだり、賃金
以上に働く意識で臨んだりすると、思わぬやる気が生まれることがある。と書いています。
Rule45 お金目的でやろうとしない
こんな実験があります。
ある教授が学生たちに詩の朗読を聞かせました。 学生を2つのグループに分け、一方のグループ
からは、詩を聞かせる代わりにお金を取りました。もう一方のグループには、詩を聞いてもらう代わり
にお金を払いました。
そして、朗読を聞かせたあとに感想を聞いたのです。お金を取って朗読を聞かせたグルーープからは
「これくらいのお金を払って聞けるのなら十分だ」という感想が寄せられました。
一方、お金を払って朗読を聞かせたグループからは「詩は最悪だったけれどもお金がもらえるなら
我慢できる」という感想が出てきたのです。
つまり、自分でお金を払った学生のほうが詩を高く評価したのです。これは「お金を払ってやることには
価値がある」という思い込みによって起きた現象です。
逆にお金をもらってまでやることは嫌々やることと思い込んでいるのです。
詩に対する判断ではなく、お金をもらうか払うかで決めてしまっているのです。
◎作業を「価値あるもの」と思う
「お金のためだけにやる」作業は、モチペーションが上がりにくい傾向にあります。
「お金のためにやることは、価値のないこと」という「思い込み」があるからです。
ですから、すぐやるためにお金だけをモチベーションにするのは得策ではないでしょう。
場合によっては、非現実的かもしれませんが、タダでもやる覚悟で仕事に臨んだり、
賃金以上に働く意識で臨んだりすると、思わぬやる気が生まれることがあります。
先人達は、その昔、寝る間も惜しんで参考書を書き写した。そんな逸話がいっぱいある。
つまり、お金がないから、買えない参考書、だから寝る間も惜しんで、書き写していた。
お金ではない、って事、かな!!
この作業は、「価値あるもの」となってくるのである。
・福沢諭吉、勝海舟、などがよく、ハウツウ本の実践事例で取り上げられるかな?
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