楽天爺さんの気まぐれ日記

・田舎暮らしを楽しんでいます。

あきらめずに、やりぬく人 に変わる方法(Rule31)

2018-12-22 | 先人の知恵に学ぶ

著者は、Rule31項【誰かに相談する】で『習慣を継続していくためには、「挫折の兆候」を見逃さないことが重要だ。ある目標を掲げているとしましょう。何ヶ月も続けていると、「こんなつらいことは、もうやめにしよう……」と弱気の虫が頭をもたげてくることがあるはずだ。多くの人はそこで「ダメダメがんばらないと」と、思い直してがんばるでしょう。これを無視してがんばり続けていると、ある日突然、糸がぷっつりと切れてしまいます。そして結局、「もう、いいや。こんなつらいことはやめにしよう!」と、頑張ろうとするのだ。しかし、この時点で、すでに心には大きな負担がかかっているのだ。完全なる「挫折」だ。では、そんな時は、どう対処すればよいのだろうか?オススメなのが「挫折の兆候」を感じたら、すぐ誰かに相談することだ。誰かに相談すると、それだけで心が軽くなるのだ。よいアドバイスをもらえるか、なぐさめてもらえるか、なんてことはあまり重要ではないのだ。 よく、「聞いててもらっただけでスッキリした」と言う人がいますが、まさにその通りだ。人間は、孤独に弱い生き物だから、周囲に仲間がいると安心し、ものごとを必要以上に悩まなくなるんのだ。』と言っていますが、それでは本文紹介します。

Rule31 誰かに相談する

 習慣を継続していくためには、「挫折の兆候」を見逃さないことが重要です。
 たとえば、「早起きする」という目標を掲げているとしましょう。
何ヶ月も続けていると、「こんなつらいことは、もうやめにしよう……」と弱気の虫が頭を
もたげてくることがあるはずです。
 多くの人はそこで「ダメダメがんばらないと」と、思い直してがんばるでしょう。
しかし、この時点で、すでに心には大きな負担がかかっているのです。
 これを無視してがんばり続けていると、ある日突然、糸がぷっつりと切れてしまいます。
そして結局、「もう、いいや。こんなつらいことはやめにしよう!」と、頭から毛布をかぶって
二度寝してしまうのです。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・完全なる「挫折」です。

誰かに相談するだけで心が軽くなる
 では、どう対処すればよいのでしょうか?
 オススメなのが「挫折の兆候」を感じたら、すぐ誰かに相談することです。
ダイエットをしていて「つらいなあ……。なかなか体重も減らないし、もうダイエットなんて
やめてしまおうか」と思ったとしたら、1人で悩まずに相談するのです。
 相手は、友だちでも同僚でもパートナーでもかまいません。
では、なぜ相談が挫折防止に有効なのでしょうか?
 挫折しそうになっている人は、ものごとを深刻に考えすぎています。
たとえば、ヘビースモーカーで禁煙をしている人は、挫折しそうになると「タバコのない人生
なんて、生きている意味がない」といったことを口にします。
しかし、それは真意でしょうか?
 確かに、ニコチン中毒の人がタバコをやめるのはつらいことでしょう。
しかし、だからといって、生死をかけるほどの問題ではないはずです。
  仮に、頭に銃口を突きつけられて「いますぐ死ぬか? それともタバコをやめるか?」
と問われたら、どんなヘビースモーカーだって、即座に永遠の禁煙を誓うはずです。
 このように、人は何かに対して挫折しそうになると、必要以上に深刻に悩んでしまう傾向
にあります。この兆候は、多くの精神科医やカウンセラーも認めており、もっと気楽になる
だけで、解決する問題も多いのに」と言っています。
 そこで、「相談」が功を奏するのです。
 誰かに相談すると、それだけで心が軽くなります。
よいアドバイスをもらえるか、なぐさめてもらえるか、なんてことはあまり重要ではありません。
 よく、「聞いててもらっただけでスッキリした」と言う人がいますが、まさにその通りです。
人間は、孤独に弱い生き物ですから、周囲に仲間がいると安心し、ものごとを必要以上に悩
まなくなるのです。

◎人にどんどん相談してもいい

 「こんなことを相談したら迷惑かなあ」などと考える必要はありません。
人は、「誰かに必要とされている」と思うと、それだけで安心します。
 そこに、自分の存在意義を見い出せるからです。
「挫折の兆候」を感じたなら、遠慮なく誰かに相談してください。
 それで解決できたら、次は、自分と同じように悩んでいる人の相談に乗ってあげるのです。
うまいアドバイスはいりません。ただ、相手の悩みに耳を傾けてあげるだけでいいのです。
 「なぜ、挫折しそうなのか」「どんなことがつらいのか」そんなことを聞いているうちに、
自分自身と重なり合う部分を発見するかもしれません。
相手にかけた励ましの言葉が、自分自身を勇気づけることもあるでしょう。
   誰かを頼るということは決して恥ずかしいことではないのです。

爺さん、今日の、項を、読んで、2012年に、最も売れた本、テレビキャスターで
エッセイストの阿川佐和子著:『聞く力』(文春新書)の事を思い出したのだ!!
「まえがき」には、「聞く」という作業は、誰もが一日に何度となく、まるで呼吸をするように
自然に行っていることだ、と書いているのだって!!
この毎日呼吸をするように行っている「聞く」という作業、もっともっと、磨きをかけて
いきたいものだ。
  

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿