『心を豊かにする100の言葉』
第3章 気持ちが軽くなるひと言
大徳寺塔頭如意庵住職・立花大亀さんの座右の銘
『何事につけあわてんようにしなはれ』
立花大亀・大徳寺塔頭如意庵住職(1899~2005)
私の身柄ではいくらでも古聖人の言葉はあるのですが、私も
やっと八十七歳になったせいか、此の頃いちいち母の最后の声
がなつかしゅう、また何よりの金言です。
母の死の直前『何か私に言いたいことありますか』と聞いたら、
『貴方の命が長く続くように御釈迦様によく頼んでおきましたら、
御釈迦さんもうなずいて下さった。貴方はあわて者ゆえ、長きこ
れから何事につけあわてんようにしなはれや。
他に何にも言うことはおまへん』と言われた。
そして母はめいどへ。
今日の言葉!?
『私の身柄ではいくらでも古聖人の言葉はあるのですが、私も
やっと八十七歳になったせいか、此の頃いちいち母の最后の声
がなつかしゅう、また何よりの金言です。』
と立花大亀さんは言っている。
子を思う親あれど、親思う子は、?
爺さんは、15で家を出て、親には心配をかけた
親不孝者だった。今頃、深い親の愛を思うのだ。
死の淵にあっても、子への思い!?
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