著者は、Rule06項【まずは小さなゴールを目指す】で、前項で紹介のタイプA:「何らかの
目的を達成するために継続するもの」、について、このタイプは、ゴールがハッキリしている
ため、継続も簡単そうに思えますが、実は落とし穴がある。
自分の勝手な都合で予定を変更してリズムが狂いがちになる、という点だ。
大きな目標を立てるのではなく、まずは、小さな目標を立てることで継続しやすくなるのだ。
と、言っていますよ。それでは、本文は・・・・・・。
Rule06 まずは小さなゴールを目指す
まず、タイプA:「何らかの目的を達成するために継続するもの」からです。
たとえば、「マイホームの頭金をためる」という目標を立てだとします。この場合、漠然と
「お金をためる」というだけでは、いつまでもたまりません。まずは、頭金として「いくらためた
い」のか、「いつまでにためたいのか」というゴール設定が必要になります。
仮に、「5年間で500万円ためる」というゴールを設定したとすると、1ヶ月にいくらずつ貯
金をすればよいのかがハッキリしますから、アクションも起こしやすくなります。
◎ペースの乱れを防ぐために途中のゴールを決める
このタイプは、ゴールがハッキリしているため、継続も簡単そうに思えますが、実は落とし
穴があるのです。
それは、「今月はボーナスが入ったから、多めに貯金しよう」とか、「今月はピンチだから、
少なくてもいいだろう」というように、自分の勝手な都合で予定を変更してリズムが狂いがち
になる、という点です。
人は、リズムが狂ってしまうと習慣化が困難になってきます。ただでさえ不安定なモチベー
ションがさらに不安定になり、いつしか、「給料も上がらないから、貯金はもうやめようか…」
なんてことになりかねません。こうした事態に陥らないためには、「到達可能な小さなゴール
を決めておく」必要があります。たとえば、500万円に到達するまでの一里塚として、「まず
は10万円」という小さなゴールを設定するわけです。10万円なら、がんばれば数ケ月で達
成できそうですから、モチベーションも維持しやすくなります。
ダイエットもこれと同じです。いきなり「10キロやせる」という大きな目標を立てるのではな
く、「まずは3キロ」といった小さな目標を立てることで継続しやすくなるのです。
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