楽天爺さんの気まぐれ日記

・田舎暮らしを楽しんでいます。

あきらめずに、やりぬく人 に変わる方法(Rule40)

2018-12-31 | 自己変革

著者は、Rule40項【自分のペースを見つける】で、『三日坊主に終わりたくないなら、「ペース
を守る」ことも重要だ。これは、習慣を長く継続していくための「基本中の基本」なのだが、
案外気づいていない人が多いのだ。何かを習慣にするためには、一定のペースを守ること
が大切なのだ。どんな習慣であっても、自分のペースを見つけ、そのペースを守りながら続
けていくことが成功へのルートなのである。』と言っていますが、では、本文を・・・・・・

Rule40 自分のペースを見つける

 三日坊主に終わりたくないなら、「ペースを守る」ことも重要です。
これは、習慣を長く継続していくための「基本中の基本」なのですが、案外気づいていない
人が多いのです。
 ジョギングをするにしても、調子がよい日には張りきって長めの距離を走るのに、調子が
悪いと「すぐに休んでしまう」という具合です。
 これはどちらもよくありません。
何かを習慣にするためには、一定のペースを守ることが大切なのです。

パーソナル・テンポ

 スポーツ心理学の実験によると、私たちには「パーソナル・テンポ」というものがあるそう
です。たとえば、自転車に乗るとき、人はみんな自分なりの「快適な速度」を保ちながらペダ
ルをこいでいます。その速度は人によって異なり、毎時15キロから25キロくらいの幅があるそうです。
これを「パーソナル・テンポ」といいます。
心理学の実験によると、パーソナル・テンポよりも速くペダルをこぐと、心拍数が上がります。
 ある意味、これは当然です。しかし、パーソナル・テンポより遅い速度でペダルをこいでも、
同様に心拍数が上がるのです。
これは、ちょっと意外ですよね。つまり、自分に合ったパーソナル・テンポを保たなければ、
快適には走れないということなのです。
 実は運動面だけでなく、精神的な作業についても「パーソナル・テンポ」はあるようです。
たとえば職場などで、人のペースに合わせて仕事を進めなくてはならないときなど、イライラ
することはありませんか?
 あれは、自分の「パーソナル・テンポ」が乱されているからです。
つまり、身体的にも精神的にも、自分に合ったペースというものがあって、それより適くても
遅くても、エネルギーを余計に消耗してしまうのです。
 よって、長期で取り組むべきことに関しては、まずこの「パーソナル・テンポ」を探すことが
重要です。そして最適なテンポが見つかったなら、少なくとも数ケ月はそのペースを変えず
に続けてみることです。
 たとえば勉強であれば「毎日何時間勉強するのか」、そして「1時間にどれくらいの量を
勉強するのか」といった点をまず決めなければなりません。
 「毎日何時間勉強するのか」については、多くの人が決めていますが、「1時間にどれくらい
の量を勉強するか」については、決めていない人がたくさんいます。
 これは、意外と大きな落とし穴です。
まずはじめに、1時間で参考書何ページ分を勉強するのが自分の「パーソナル・テンポ」
なのかをしっかり見極めておきましょう。
 どんな習慣であっても、自分のペースを見つけ、そのペースを守りながら続けていくことが
成功へのルートなのです。

 




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