『心を豊かにする100の言葉』
第5章 強い心で生きるために
落語家・桂 文枝(五代目)さんの座右の銘
『商いは、飽きないから生ず・・・・・・』
桂 文枝(五代目)・落語家(1930~2005)
よく、私の師匠が言うてました。
「”一題百話”つまり、一つの噺を自分のものにするのには、
百回、喋らなアカン」と。
好きな事でも、何回も繰り返すと飽きてくるもんです。
根気がいります。
「師匠、弟子にして下さい。僕、落語家になりたいんです。
一生懸命、頑張ります」と言うてた者が、単調な弟子生活に
飽きて、やめて行ってしまう事が多いんです。
噺が、自分の商売の元であり、財産やとわかっていながら、
稽古をおろそかにしたり、邪魔くさがってしない事があります。
そんな時。商いは、飽きないから生ず……・という言葉を想い
出し、自分に言い聞かせて、四十余年間、演ってきましたし、
これからも弟子にそう教え、自分にもそう言い続け乍ら生きてい
くつもりです。
今日の言葉!?
『噺が、自分の商売の元であり、財産やとわかっていながら、
稽古をおろそかにしたり、邪魔くさがってしない事があります。
そんな時。商いは、飽きないから生ず……・という言葉を想い
出す。』と桂 文枝(五代目)さんは言っている。
爺さんは思う ”働くは”はたが楽になる”である。ってね。
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