占う前のタロット点呼とご挨拶

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「はい、点呼とりまーす」

占う時は、この掛け声から始まります
そして

「いち、に、さん……」

Ⅰ 魔術師
Ⅱ 女教皇
Ⅲ 女帝
……

と、カードを重ねて
０ 愚者
までの22枚



鑑定は、メンバー(タロットカード)が
一人(一枚)でも欠けていると成立しません
だから、全員いるかを必ず確認するのです


……余談ですが、私は最初に学んだタロット本の影響で
Ⅰの魔術師のカードから始まり「1、2、3、～ 20、21、0」という順番を採用しており
０の愚者のカードを(22枚の大アルカナ内では)最後としております

タロットのストーリーでも
21の『世界』で完成された世界から、また０となって旅立つフール……
みたいな感じで設定してます


さて、22枚、全員いるかを確認したら、みんなを揃えてご挨拶

「はい、今回もよろしくお願いします！」

続けて

「今回のご依頼はこちらです。…………(鑑定のご依頼文を声出しで読む)」

「…………ということです。はい、それでは、よろしくお願いしまーす！！」

で、シャッフル開始！


シャッフル中は、(例えば出品している『相手の気持ちを占う』ならば)

「さあ、行ってきて～！ この相手の人の心の中……見てきてね～……！！」

とタロットたちに念じながらかき混ぜていきます


私にとって、タロットカードは式神のようなイメージです
22人の優秀な式神……というか、エージェントたちが、見たい相手の心や、過去未来に瞬時に飛んでいくのです



時空も、空間も超えて


タロットたちが見てきたものを、よむ
彼らが正位置＋逆位置の計44パターンから選んで展開してくる解答を、私はとても信用しています

私自身には、すごい霊感もスピリチュアルな力もないけれども
私の鑑定は、タロットたちへの信頼と、仲間のような絆で成り立っている


だから、鑑定して、依頼者さまへの返信が終わったら
あらためて『魔術師』から『愚者』までを順番に並べて集めて
こう言います

「はい、おっつおっつ～！ 今回もありがとうございました」


えっ？ 軽い？
だって友だちだもん、私とウチのタロットは



恋愛感情の有り無しも！ タロットで占います
【相手の気持ちが知りたいあなたへ】恋愛関連ズバリ鑑定☆

* Dear Heart * 働く人のメンタル相談室

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（逆位置） 節制 ～TEMPERANCE～

どんだけ亀ペースなんだ、のタロットカード紹介です。

・・・と
画像の準備をしている間に、シリアに追加点が・・・（サッカー）

さて
「節制」のカードを見て、私自身が一番注目したのは
絵柄の人物の足。片足を水につけての、もう片方の足の絶妙なバランスの取り方です。

見れば、全身の軸もまっすぐで。
その体勢で、しかも目を閉じ、「なんてことない」表情で
カップの水を静かに流し移し続けてるわけで
このカードからは抜群の安定感を感じることができるんですよね。

それをふまえますと、
逆位置で見たときは、なんといってもまず・・・「ふらつき」。

体が、足が、ふらついて水の中にのまれてしまいそうな気もするし、
カップの流れも変です。

どこかどん詰まっていて、淀んだ流れで
物事や、出来事が、うまく動いていない印象を受けます。

いうなれば「なんとなくうまくいかない」「行動が空回る」「やる気がしない」のような・・・

こういう時は、流れが変わるのを待つのが良策だとは思うのですが
そうもいかない、やらねばならないって事もときにはあることでしょう。

もうそうなったら
「うまくいかないのを承知で行動する」
というのがいいんじゃないかと思います。
覚悟の上で、少しでも自分のダメージを減らしつつ、やらなきゃいけないことをやって下さい。

聖杯 4

ずいぶんと書き込みの間が空いてしまって申し訳ありませんです～；

ええと・・・小アルカナ「４」の続きということで、
カップ（聖杯）４のカードの紹介、まいります！


パッと目につくのは、どちらでしょう。
腕組んで座っている男性？　それとも、手が出てる雲のほう（笑）？
地面に置かれた３つの聖杯と、雲が手にしているひとつ
ともに中にはワインが入っているようです。

雲は、冴えない彼に可愛くワインを差し出しているのですが
彼の表情は変わらず・・・
いや、ますます「うんざり顔」になっているような。

「またワインかよ。いいかげん違うのにしてくれよ」
男性の心の声が聞こえます。

このカードは、考えようによっては贅沢かもしれませんが、
「特別に不便はないんだけども、飽きている」
「現状になんとなく不満がある。何か刺激がほしい」
そんな状況を絵柄であらわしています。




カードが逆位置で出たときは、
そのうんざり感が解消される動きです！

雲が新たな、違う飲み物を持ってきたか、
彼自身に何か心境の変化が起こったか
はたまた、何かカードの絵の外で、環境・状況が変わったのかもしれませんね。

正位置での倦怠感を見事に払拭するような新鮮さ。
それが嬉しいことであれ、大変なことであれ、
まずは一時、気持ちは奮い立つはずです。

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剣 4

騎士が、胸の上で手を合わせ、目を閉じ横たわっています。

彩りのあるのは、窓のステンドグラスのみ。
一色で描かれた騎士の姿からは、一見、永遠の眠りについてしまっているようにも見えますが・・・
いいえ。どうやら目を閉じ、休んでいるだけのようです。

深く眠るように休む。
彼はここへ来るまでに、この絵にある剣をがむしゃらに振るって、激しく戦ってきたのだと思われます。
そして、この教会に辿り着いた。
教会内は、とりあえず安心な場所なんでしょう。だからひとまず、今はできるだけ休んで。
気力体力を回復させて。

ふたたび、戦いに出るために。

人生は戦いです。
だからこそ、休む時、止まる時も、あなたのために必要なのです。




カードが逆になると、どうでしょう。
パッと見、感じられる雰囲気は静かで、あまり変わらない印象ですが…

騎士の体が、寝床からゆっくりと離れるイメージを浮かべてみて下さい。

じっくりと休んで、力もそこそこ回復をしたので、彼は起き上がります。
でもすぐに外の戦いの場へと飛び出していくわけではありません。

身体の調子を整えて、剣（自分の武器）を丁寧に磨いて……
可能であれば、周囲の状況を把握できるまで見極めて。

「さあ、いくぞ」
軽くなった心と体には、静かな強さと、自信も少々。

再始動のとき、です。

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（逆位置） 死神 ～DEATH～

いろいろと占っていて、つくづく感じるのは
この「死神」のカードに関しては、ホンット・・・

もれなく『強制終了』を予言してくれるなぁ！！　ということです。

その『終了』とは、まさに「天」が、「運命」が、「自然の力」がもたらすもの
・・・そうですね、死神ですから、「神様の力」かな・・・？
とでも表したくなるような、本人も驚くくらいの強制変化だったりするんですね。

そして、このカード正位置のときにも記しましたが
それがどういう内容であれ、起こったことは『必要な終わり』なのです。


前置きが長くなりましたが、
死神のカードの逆位置は、この「終わり」を迎えたあとの話。
終わりを迎えたら、また新たなものが始まる。

死神のカードが＝（イコール）死をあらわすわけではありませんが、
いうなれば「一度死んで生まれ変わる」
そんな心境だったり状況だったりになれるわけです。

もちろん、「終わり」→「始まり」までの
『→』の長さは、人によって違うでしょう。
でも「死神の逆位置」が出たとしたら、もうきっとスタートは目の前ですよ。

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