冬季アジア大会 : フィギュア 本郷さんに根性を見た

札幌冬季アジア大会
フィギュアスケート女子シングル

本郷理華選手は4位という結果でした

フリーの「リバーダンス」
前半のコンビネーションジャンプが
ことごとく単発になってしまったり、
２回転になってしまったりして

それでも中盤の三連続ジャンプは上手く決まり

そして後半

……まだあきらめてない！

時に、前半でつけられなかったコンビネーションを
後半のジャンプにつけることで
基礎点が上がって、大きくリカバリーすることだってできる！

まずは、もともと単発の３回転にダブルトゥループをつけました
良し！！ もうひとつ！！

そして本郷さんは
最後のダブルアクセルに……
ジャンプをもう一個つけようとした
……けれど、つけられない
と、しかも、シングルアクセルになってしまった

ああっ、でも！！！

私はその先に、本郷さんの根性を見ました


アクセルを降りて、コンビネーションジャンプはつけられなかった
けれど、そこからシークエンス
つまり、ジャンプのあとに１ステップを入れて
ダブルトゥループジャンプを入れてみせてくれたのです！！


フィギュアスケートを趣味で見る側からすれば
そりゃあ、できればいつだって完璧な演技を見せてもらいたいと思っています

けれども、例えばこういった
前半に入れるべきコンビネーションジャンプが
単発になってしまった時
その選手は、きっとその後のジャンプのどこかで
コンビネーションを入れようと考えているはずで

音楽にのりながら
ジャンプ構成を頭で練り直しながら
(または、リカバリーの練習を思い出しながら)
次のジャンプの機会を狙う

単発ジャンプを跳ぶのだって、簡単なことではないのにです


だからそれはもう
元々の技術はもちろんあるのだろうけれど

あきらめないという気持ち

焦りと闘いながら出す、一瞬の集中力

これだけは！！という、自分自身へのプライド


良い結果を残せなかった選手たちからでも
こういう熱い姿を見せてもらえると本当に嬉しくなります
だからスポーツとしてのフィギュアスケートは面白い！！

* Dear Heart * 働く人のメンタル相談室

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