蕭キ出てきでないわ。大丈夫かしら?治療中ですよね。
殉死を命じられた皇后、謝宛如(しゃえんじょ)から、静(せい)をお願いされた王ケン(おうけん)。静を抱いて、王ケンは、瀕死の皇帝、馬子隆(ばしりゅう)に会います。
静を抱いた王ケンを見た皇帝は、死を前にして、権力欲であったことを、痛感していました。そして、蕭キのことを、皇帝は言いかけたけど、自分のせいだとは、はっきりとは言いませんでしたね。
皇帝の重責を知っている皇帝は、王ケンに「静を連れて、できるだけ遠くへ逃げてくれ」と、言い残し、崩御します。
王宮を出た王ケンに、龐癸が、蕭キは逆賊として死んだと、報告します。蕭キの死を信じない王ケン。王ケンは、静を徐女官と阿越に託し、王夙の元へと行く様に言います。自らが王ケンと行くと言う蘇錦児と共に、王ケンは蕭キを探しことに。その道中、隙を見て、賀蘭箴宛に、目印を投げ落とす蘇錦児。
そして、夜が明けると、水を汲みに行く蘇錦児は、水筒に睡眠薬を仕込み、龐癸と王ケンに飲ませます。そこに、忽耶奇が現れ、王ケンは連れ去られます。
王夙は、生きていた王藺と、再会します。