王ケン(おうけん)が、静(せい)を抱いていると良く寝ています。皇后、謝宛如(しゃえんにょ)が、皇太后に呼ばれて、席を外します。静をみている王ケンが、おむつを洗っていると、乳母が静を、抱いて「寝ては駄目です」と、言っているのが聞こえてきます。
王ケン(おうけん)は、乳母を問いただし、否定するので、平手打ち。そこに、謝宛如がやってきたので、騒ぎになります。自分の主張を、謝宛如に認められない王ケンですが「良く考えてみて。静は泣いてばかりいると言っていたわね。私に抱かれている時は、良く寝ていた」と、言います。
謝宛如も馬鹿じゃありません。王ケンの前では、乳母を庇ったものの、王ケンの言っていることに、何か感じ取るものがあったでしょう。謝宛如は、片時も離れず、静の面倒をみます。
蕭キ(しょうき)暗殺のため、狩に出かける皇帝、馬子隆(ばしりゅう)。そして、白狐を見つけると、馬子隆は、蕭キと2人だけで、狩をすることにします。ここで、馬子隆が矢に倒れ、蕭キも、刺客に狙われます。馬が戻ってきたことから、異変を感じた胡光烈達は、蕭キ達が入って行った森へと行きます。そして、蕭キと共に、刺客を追う胡光烈達。仕込みの禁衛が、毒矢で倒れている馬子隆を見ると、蕭キが暗殺者だと叫びます。
蕭キが追うと、そこにいたのは、賀蘭箴でした。まぁ、なんとか、蕭キ達は、この場は、切り抜けたけど。あそこに賀蘭箴がいたと言うことは、馬子澹の計画でしょうね。