真衣歌の心~蛸壺の中で

生きているとあれやこれやあるわねえ

悲劇と喜劇は紙一重

2020-04-06 19:46:00 | 日記
テレビを見ていて吹いてしまう言葉が耳につく
事実は小説より奇なりと言われるが
事実は現実の世界にあって
想像の世界の産物ではない

人類を襲った新型コロナウイルスが
これほど世界中を震撼させようとは思えなかった
昨年の武漢での疫病騒ぎを知った時
私はさほど深く関心を持たなかったが
それがヨーロッパを嵐のように襲い
米国に渡り世界に広がるとは夢にも思わなかった
初期にトランプ大統領が言った
「米国はインフルエンザで毎年感染者が出ているし死者も出ている」
コロナをインフルエンザ並みに考えていたようだ
無理もない話だ
それがいざ米国にやってきたのだからたまらないだろう

ど田舎で平和に暮らしていた私の心がぶちのめされたのは
ダイアナ・プリンセス号の事件だった
今年はあの船に乗って日本1周しようと思っていた
お手頃な価格で10か間の豪華な船旅に憧れて
何度JTB のウエブページをめくったものか
その船が感染者を加えこんで横浜港にやってきた
良く帰ってこられたねえ
あれ以来相当の豪華クルーザ船が世界のあちこちで
寄港を断られて行き場を失っていた
どこかの港で無事下船できた乗客のセリフ
「こんなミステリアスな旅をしたことがなかった」
彼らはさぞかし存分に船旅を満喫したことだろう
おまけにコロナ感染という恐怖も味わいながらのスリリングな船旅!
そりゃそうだろう、業者だって何処へ行けばいいのか分らなかった筈だ

海 歌詞. 歌:童謡・唱歌. 作詞:林 柳波. 作曲:井上武士. 
    うみは ひろいな
うみは ひろいなおおきいなつきは のぼるしひがしずむ
 うみは おおなみあおいなみゆれて どこまでつづくやら 
うみに おふねをうかばせていって みたいなよそのくに

せかいはせまいなちいさいなおふねがころなをもってきた
ついでに 
ころなよ あれがにほんのひだ

お陰で
まだ船に乗ってよその国に行きたいとは思わない
よくて来年だろう
もしかしたらその気が失せてしまうかも
よその国はテレビで見ていた方が平和でいいかも
旅チャンネルでも見ながら

早々と非常事態宣言をして解除した北海道だった
コロナ過はテレビの世界にあって
引きこもりにも慣れてきた
最初は辛かったな、ホテルが、食い物やが休業してる?⁈
ショックだった
引きこもりに慣れてくると出歩くのも面倒になってきていた
餓死寸前まで外に出ようとは思わなくなったから凄い

首都圏7県でいよいよ非常事態宣言をだすようだ
都市封鎖には至らないようだが
早々と長野の別荘地には車が大量に逃げて来ているそうだ

コロナ疎開

最近この言葉をよく耳にする
さっきもテレビで子供を抱いた若い主婦が
「実家に帰ろかと思ったけど
実家にコロナ疎開されては迷惑だと言われたから帰れない」
よくぞ言ってくれたな、実家さん、本当に迷惑だと思うよ
その言葉そっくり北海道に当てはまる
都市封鎖されてるわけじゃないんだから
コロナ疎開者がやってきて、クラッシュしたりして
地域医療が崩壊してはたまらない
政府だってそれを警戒してるじゃないか

住んでいる土地で踏ん張って生きていてくれ
不気味なものをこれ以上持ち込まんでくれ
北海道だって頑張ってるんだから
コロナ疎開はやらないでほしい
夏にでもなって世界がある程度平和になれば
その時は来るといいよ
そう思う





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