やっと、最新の情報になった。先週末に登った山である。登山口が定まらないまま家を出発し、結局、朝霧高原の道の駅から出発することにした。不動の滝の見晴台がある登山道から登った。登りは所々残雪があったが、何とか毛無山山頂まで登れた。山頂には、そこから先はベテラン要の看板があり、更に雪が多く残っていた。ここまできたら、と思い進み、途中から買ったばかりのアイゼンを使った。持ってきて良かった。七時間の荒行だった。
冬はなかなか登山ができないが、あまりに登らない日が続くと、次の登山が厳しくなるので、300名山には入らないが、富士山、箱根の眺望がいいと思われるこの山に登ってみた。が、山頂は風が強く、富士山もほとんど見えなかった。帰りに宮城野の温泉に寄った。
秩父にあるこの山はその半分ほどを石灰岩採掘のために大きく削られていた。駅から登山口に至るまでの道のりにはセメント工場がいくつもあった。頂上から秩父の街が見えたが、眼下は大きく削られており、痛々しさを感じた。