時はバブルの真っ只中、村上ファンドの村上代表が、「金儲けは、悪いことですか?」とのたもうた。
その問いに明確に答えを出したひとはいなかった。
金儲けは、ただその事が目的ならば、明らかに悪いことです。
本来、投資とは、社会的に意義のある事業を応援するものであるはずです。
ただの金儲けの手段ではありません。
本来の資本主義とは、人々の善意に依拠した自由経済が社会の幸福に資するはずという経済思想のはずです。
しかし、今やスーパーコンピューターを駆使して、一秒間に十万回も株取引して、金を儲けるような、堕落した資本主義に成り下がってしまいました。