ナオミの夢

１９７１年にヘドバとダビデが歌ってヒットした「ナオミの夢」という曲を知りました。
後にドラマの主題歌になったり、矢島美容室が歌ったり、何度もカヴァーされている曲でした。
私もライブで歌ってみようかな

ところで、ナオミは旧約聖書のルツ記に登場するユダヤ人の女性の名前です。
事業もうまくいかず、夫と息子二人も亡くし、息子の嫁・ルツを携えて故郷のユダヤに帰りました。
本来ナオミの名は「幸せ」という意味、しかし、ナオミは不運にばかりの人生に
私の名をマラ（＝苦しみの意）と呼んでくださいと言っていました。
ところが、外国人の嫁・ルツはナオミの為に身を粉にして、その生活を守ろうとしました。
それが後にキリストの祖先となる、その地方の有力者の目にとまり、ルツは彼の妻となります。
その子孫が、ユダヤ王国を築いたダビデ王です。
ナオミは多くの孫に恵まれ、満たされた余生を送ったとされています。
「人生万事寒翁が馬」の例えのような話です。

写真は、左から映画・字幕翻訳家の菊地浩司さん、私、ピアニストの上保一恵さんです。
昨日、菊地邸でホーム・パーティーがありました。
若者が沢山集まっていて、とっても賑やかで楽しいひとときでした。


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