東日本大震災からもう14年も経ったのですね。
被災者の中には、まだ14年と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
仙台市で震災の日の夜を過ごした方のお話が印象に残っています。
3月11日の夜、雪がちらつく冷え冷えとした夜に
立ち止まって夜空を見上げたら空一面に星がまたたいていて、
圧倒的な美しさに呆然として、皆でしばらく夜空を見上げていたそうです。
その夜は停電で街中は漆黒の闇のようで怖いくらいだったそうです。
この地球上で何が起きても星は変わらず輝いている・・・
自然には勝てないんだと思ったと。
いつもならネオンや街灯で空は昼のように明るく、
私達人間が、それに気付かない生活をしていたんだと思ったそうです。
満点の星空を眺めたくなりました。