いくやの斬鉄日記

オープンソースからハイスクールフリート、The Beatlesまで何でもありの自称エンターテインメント日記。

魔法の材料ございます 5 ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚 (GA文庫)

2010年11月14日 23時36分53秒 | 小説
魔法の材料ございます 5 ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚 (GA文庫)
葵 東
ソフトバンククリエイティブ


久しぶりに魔法の材料がござったですよ(変な日本語
キャラクターみんな大活躍だったわけですけど、イマイチ盛り上がりに欠けたのは、やっぱり今後もっと大きな問題が起きるからなんですかね。
とはいえ、面白かったですよ。求婚されるサシャはなんだか癪でしたが、自分でも理由はよくわかりません(笑
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なないろリバーシブル (電撃文庫)

2010年11月14日 23時32分04秒 | 小説
なないろリバーシブル (電撃文庫)
麻宮 楓
アスキー・メディアワークス


電撃文庫としては珍しい厚さ(というか薄さ)で、サクサク読めます。
私はこういうテーマが先行するような作品も好きですけど、どうなんですかね。ストーリーはわりと特異ではあるものの、わりとお約束な感じになっていますし。
テーマとしてはいくらでも掘り下げられるので、続きを期待したいところです。
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未来型サバイバル音楽論―USTREAM、twitterは何を変えたのか (中公新書ラクレ)

2010年11月14日 22時50分46秒 | 日記
未来型サバイバル音楽論―USTREAM、twitterは何を変えたのか (中公新書ラクレ)
津田 大介,牧村 憲一
中央公論新社


『未来型サバイバル音楽論』読了。刺激的な一冊。大資本が不要になって「一人1レーベル」が実現できるのは、出版も同じだなぁと思った。まぁParlophoneは事実上「一人1レーベル」だったじゃないかとか、Sir Paulのソロデビュー作は「宅録」だとか、過去があって今があるんですな。

『未来型サバイバル音楽論』を読んでいて思ったことですが、アニメファンってCD買うしカラオケ行くしライブ行くしで、旧態依然とした客ですよね。もっと先進的にならないとだめっす。でも、余力がある今のうちに(?)アニメ関連のレコード会社もいろいろと試行錯誤しているようには見えますけどね。

あ、ちなみにいうと、ライブに行く客は増えているそうですよ。その中にアニメファンも入ってるんでしょうねぇ。私は最近行ってませんが……。チケ取るのだるいので(ぉ

ParlophoneはBeatlesとかのレーベルですが、Sir George Martinがかなり好きにできたから氏の一存でBeatlesをデビューさせることができ、さらにスタジオとかも好きに使うことができたわけですけど、これはあくまでBeatlesがヒット作を連発できる故の特別扱いですし、Sir Paul McCartneyは、一人でギター・ベース・ピアノ・ドラムスを演奏でき、簡易スタジオをこさえるだけの財力と、素晴らしい曲を作詞作曲できる才能がある故ですけど、世界にそんな人が何人いるんだ? という話ですよ。たぶんSir Paul一人だけでしょうね。
でも、今は1人でかなりのところまで、低コストでできるわけです。これが時代なのですね。

「一人1レーベル」って別に音楽だけの話じゃなくて、書籍とかでも同じだと思うわけですよ。規模を維持できない出版社はリストラで人材を排出するわけで、そういう人たちがレーベルの主になって、いろんなコンテンツを提供すればいいんだと思います。まぁどことは書きませんけど、とある出版社にいながらそのようなこと(Webのコンテンツを編集して出版)をやっていた方も実際にいらっしゃいます。ただ、「本」という形にするのであればそれなりの資本力が必要ですけど、電子書籍であれば必要ないわけですね。なので、そのような形態が今後増えるんじゃないかと思うわけです。

これからのことを考えて読むと、100人100様の考えが出てくるんじゃないかと思います。ホントお薦めの本ですよ。
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