詳しくは明日発表のようですが。
Lotus SymphonyをApache License 2.0でオープンソース化し、Apache OOoに寄贈するとのことです。
たしかに今のままだといつリリースできるかわからないので、可能な限り早くリリースするにはいい手です。
「スタンドアロン版のLotus Symphony」という表現は若干気になります。
LibreOfficeを担ぐ他社との競争もあるわけですね。なるほど。
(Oracleとは違って)IBMはLotus Symphonyを諦めるわけではないことと、技術的解説をいくつか。
どのようにEclipseと統合されているかとか(なるほどー)、OOoのプラグインは使えないとか。
Lotus Symphonyに関しては前に書いたエントリーも合わせてご覧ください。結果的にここに書いたことは大ハズレとなったわけですが。
Lotus SymphonyのUIはとてもいい感じです。また、翻訳の品質も大変に高いので、ネックだったライセンスがオープンソースとなれば、向かうところ敵なしのように思います。
とはいえDrawやBaseがないとか、UIが違うとか、LibreOfficeを選択する理由もたくさんあるように思います。OOoの翻訳をやっていた方も、自分の翻訳が生きているといい味ではLibreOfficeに愛着がわくかも知れません。
人気を二分する存在になるかも知れませんね。今からわくわくします。
ソースコードやライセンスを考えると、LibreOfficeのほうがOOoの直系と言えそうです。名前を継ぐApache OOoはLotus Symphonyベースになる(と確定したわけじゃないけど)と、何だかちぐはぐな感じがしますが。。
あと、LiberOfficeはJavaの依存性を排除する方向で進んでいる(まずはウィザードをpythonで書き直し中)のに対して、Lotus SymphonyはJavaべったりという全く別方向というのも興味深いです。
オープンソース版Lotus SymphonyであるところのApache OOoにRed Officeのソースコードが入って(いや、入るのかは知りませんけど)、更に元ハンブルグチームの人たちが機能を追加したりバグフィックスをしたりすると考えると、なかなか良さ気なものになるのかな、と期待してしまいます。
ただ、あまりに質の高いものが出てきたのであれば、別に手伝わなくてもいーやということになり、コミュニティが育たない可能性はあります。OOoと同じことになる可能性があるわけです。
Apache Licenseであればクローズドソース版の開発もやりやすいですし、日本でもそういう企業が出てくるかも知れません。
最後に強調しておきますが、私はApache OOoがどのような素晴らしいものになったとしてもUbuntuがLibreOfficeを提供し続ける限りはそっちに肩入れします。もともとコミュニティ分断は覚悟の上ですしね。
Lotus SymphonyをApache License 2.0でオープンソース化し、Apache OOoに寄贈するとのことです。
たしかに今のままだといつリリースできるかわからないので、可能な限り早くリリースするにはいい手です。
「スタンドアロン版のLotus Symphony」という表現は若干気になります。
LibreOfficeを担ぐ他社との競争もあるわけですね。なるほど。
(Oracleとは違って)IBMはLotus Symphonyを諦めるわけではないことと、技術的解説をいくつか。
どのようにEclipseと統合されているかとか(なるほどー)、OOoのプラグインは使えないとか。
Lotus Symphonyに関しては前に書いたエントリーも合わせてご覧ください。結果的にここに書いたことは大ハズレとなったわけですが。
Lotus SymphonyのUIはとてもいい感じです。また、翻訳の品質も大変に高いので、ネックだったライセンスがオープンソースとなれば、向かうところ敵なしのように思います。
とはいえDrawやBaseがないとか、UIが違うとか、LibreOfficeを選択する理由もたくさんあるように思います。OOoの翻訳をやっていた方も、自分の翻訳が生きているといい味ではLibreOfficeに愛着がわくかも知れません。
人気を二分する存在になるかも知れませんね。今からわくわくします。
ソースコードやライセンスを考えると、LibreOfficeのほうがOOoの直系と言えそうです。名前を継ぐApache OOoはLotus Symphonyベースになる(と確定したわけじゃないけど)と、何だかちぐはぐな感じがしますが。。
あと、LiberOfficeはJavaの依存性を排除する方向で進んでいる(まずはウィザードをpythonで書き直し中)のに対して、Lotus SymphonyはJavaべったりという全く別方向というのも興味深いです。
オープンソース版Lotus SymphonyであるところのApache OOoにRed Officeのソースコードが入って(いや、入るのかは知りませんけど)、更に元ハンブルグチームの人たちが機能を追加したりバグフィックスをしたりすると考えると、なかなか良さ気なものになるのかな、と期待してしまいます。
ただ、あまりに質の高いものが出てきたのであれば、別に手伝わなくてもいーやということになり、コミュニティが育たない可能性はあります。OOoと同じことになる可能性があるわけです。
Apache Licenseであればクローズドソース版の開発もやりやすいですし、日本でもそういう企業が出てくるかも知れません。
最後に強調しておきますが、私はApache OOoがどのような素晴らしいものになったとしてもUbuntuがLibreOfficeを提供し続ける限りはそっちに肩入れします。もともとコミュニティ分断は覚悟の上ですしね。